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2006/05/23

ようやく登場「隔壁開通忘れ防止装置」

ずっと以前から、輸液で発生する“ヒヤリハット事例”に、ダブルバッグ輸液の隔壁を未開通のまま誤って点滴してしまう事例が報告されてきました。

 2000~2001年頃でしょうか、私もこのインシデントを防ぐ仕組みを考案して、輸液製剤を作っているメーカーに連絡したのですが、「自前でも考えていますので」とやんわり断られていました。たぶんへたに私から話を聞いて、同じアイデアが特許出願準備中だったりすると困るからかななどと思っていました。私も本業ではないのでそれ以上情熱はかたむけなかったのですが。ちなみに私のアイデアは以下のようなものでした。

・針刺し口のシールをはがすと、ビニールひもが隔壁まで連続していて注意喚起。
・バッグを3室にして、針はもともと空虚な第3室に刺す→開通しないと液が落ちない。
・針を刺すと自動で隔壁開通。
 米国から帰ってきても、東京に移ってきても、まだこのような輸液バッグを見かけないので、もう一度メーカーに連絡しようとしていたところ、ようやくこれが出てきました。

リンク: ダブルバッグ輸液「ツインパル®」に業界初の隔壁開通忘れ防止装置「ツインチェック」を装着 味の素株式会社.

コストもさほど高くないようで、なかなか良い仕組みだと思います。でも商品化に時間かかりすぎましたね。実は5年前には全くアイデア無かったのかも。

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2006/05/15

ディテーリングとは。薬剤情報分野での日本語言い換え

 ずいぶん前のことだと思いますが、(株)ケアネットから、「eディテーリング」とタイトルの付いたメールが届き始めました。「ディテーリング」という言葉は知らなかったのと、メールの内容が薬剤情報提供関係だったので、業務上関わりがほとんど無いため無視していましたが、ある(トラックバックのできない)ブログで、有名な先生が「ディテーリング」という言葉の知識がないと言われていました。

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2006/05/11

ドクターショッピングの日本語訳をつくろう

ひさびさの「つくろうシリーズ」ですが、今回は「ドクターショッピング」です。まったく誰がこんな不適切な言葉を言い出したのでしょうね。これを表題とする本まであるみたいです。

リンク: @search:ドクターショッピング での検索結果.

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2006/05/10

ユビキタス遠隔医療っていつでもどこでも通信衛星に画像を送れるの?

私がユビキタス誤用の代表例だと勝手に決めつけている「ユビキタス空港」に続いて、今度は「ユビキタス遠隔医療」だそうです。まあ携帯電話ベースなら「ユビキタス」と言えないこともないかもしれませんが、 衛星通信はユビキタスとは対極なので、びっくりしました。ただ、よく調べてみると衛星通信をユビキタスと呼んでいるのではなく、「ユビキタス遠隔医療システム」の問題点改善のために衛星を使ってみるということのようです。

リンク: 日経プレスリリース:JSAT、旭川医科大学と衛星インターネットサービスを活用した遠隔医療実験を開始.

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2006/05/08

米国から医療情報システムの検証ネタ

米国ネタ、覚え書きです。昨冬のも含まれます。

Unexpected Increased Mortality After Implementation of a Commercially
Sold Computerized Physician Order Entry System
PEDIATRICS Vol. 116 No. 6 December 2005, pp. 1506-1512
http://pediatrics.aappublications.org/cgi/content/abstract/116/6/1506
http://pediatrics.aappublications.org/cgi/content/full/116/6/1506

AHRQ Evidence Report/Technology Assessment Number 132
リンク: Costs and Benefits of Health Information Technology.

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2006/05/01

人間到る処青山有り

最近、新聞でこの言葉を見ました。原文は「人間到処有青山」ですが、日本語でgoogle検索すると「人間至る所に青山有り」という言葉づかいをしている人が多いみたいです。

 そういえば以前、これを「人間いたるところに青山あり」(にんげんいたるところにあおやまあり)と言う誤読をする人がいて、当然意味も「人間はどこに行っても緑の山があって住めば都」みたいな誤解をしているのだという話を聞きました。
 正しくは「じんかんいたるところせいざんあり」で「世の中どこでも骨を埋めるところはある、だから大きな志をもって、故郷を出よ」みたいなことだったと思います。

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