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2018/02/03

「次世代医療基盤法」はやめて「医療情報匿名化活用法」にしよう

「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律」の略称が、内容とあまりにかけ離れた「次世代医療基盤法」となったままのようです。

いったい誰がこのような略称を持ち出したのか、知らないし調べたくもないのですが、未だにこの悪呼称が生き残っているようです。すぐに改めるべきです。

このままでは、将来本物の「次世代の医療基盤を定める法律」を作ろうとしたときに、関係者みんなが頭を抱えることは必至です。

 また、相対的な時間表現を法律名に用いるのは不適切だと思います。50年後、100年後にこの法律を振り返るとき、私たちの子孫が「その頃言っていた『次世代』って、もう来たのか、まだなのか」迷うに違いありません。調べた範囲では、「新時代○○法」とか「未来○○法」というのは存在していないようです。
 たしかに「次世代育成支援対策推進法」というのもあるのですが、この法律の「次世代」は「次代の社会を担う子ども」を意味するので趣旨が明確です。

表題の「医療情報匿名化活用法」はあくまで私案ですので、コメントなどいただければ修正します。

昨年の段階で、下記の「高木浩光@自宅の日記」さん に代表される論説もあったことから、当然修正されたものと思っていました。
匿名加工医療情報作成事業法案ファーストインプレッション(パーソナルデータ保護法制の行方 その29)

「概要」を見ると、法律の題名は、「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律」なのに、その略称は「次世代医療基盤法」だという。「匿名加工医療情報作成事業法」の方が実態にそぐうように思えるくらいの内容だが*2、どうなんだろうか。

ついでに、「医療ビッグデータ法」という略称も、多少ましとはいえ正しい内容を表していないと思いますので、やめた方がよいと思います。

私には過去に「認知症」を止められなかった苦い経験があります。今回は思いが通じますように。
(今後しばらく追記の可能性があります)
2018/2/20 「相対的な時間表現」のくだりを追記しました。

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