« オンライン学術集会のジレンマ(2)利点と注意点など比較してみた | トップページ | いただきました。 »

2020/07/19

恥ずかしながら久々にノートパソコンで「やらかして」しまいました

1981年のMZ-80B以来、パソコン歴40年(!)近くの私ですので、ことパソコンについては、人並み以上の知識と経験があると自負しています。しかし、私が持っているうちで最新のパソコンについて、まともに動いていなかった部分を直すのに2年以上もかかってしまったので、恥ずかしながらその詳細を告白します。

パソコンをいじっていて、いままでで一番情けなかった思い出は、以前も書きましたが、CPUをCyrix 6x86MX(別名M2)にしたときに、マザーボードのベースクロック設定を66MHzから75MHzに上げたつもりで、実際は50MHzに落としていたのに、しばらく気づかなかったことです。(ちなみに最終的には83MHz x 2.5 = 207MHz駆動でした)

その後は大きなミス無くやっていたのですが、それ以外にもパソコンを使うとき、忘れてはいけない2つの教訓を学んだものでした。

教訓1 ノートパソコンではCPUクロックのリミッターに要注意

 2000年代の半ば頃、言わずと知れた名機、SONYのVAIO 505 Extremeを私も購入して使っていました。ファンレスでキーボード奥の板などで放熱するしくみでした。ただ気になったのは、CPUが超低電圧版インテル Pentium M 1.10 GHzと、それまで使っていたFMV-BIBLO LOOX S9/70のTransmeta Crusoe TM5500 700MHzにくらべて高性能なはずなのに、体感としてそこまでの性能が出ていない感じがする点でした。ある日、何かの表示で、CPUの動作周波数が550MHzとなっているのを発見、そこでよく調べてみると、コントロールパネルや、Windowsの電源オプション画面以外に、ソニー製のCPU電力制御ユーティリティというソフトが入っており、そこでCPUの最大周波数設定が半速の550MHzに設定されていたのです。その設定をフルスピードにすると、期待通りの性能になりました。筐体もかなりの高温になりましたが。

 結局のところ、メーカーなんていうものは、誰もが体感しやすいバッテリー持続時間を長くするために、工場出荷時にCPUの動作周波数をカタログ値の半速にしておくことが流儀だったのです。そして案の定、私も含め多くの人がそのままの設定で気づかずに使っていたものと思います。

 そしていま使っている富士通のLIFEBOOK WU2/B3。何度でも書きますが、ノートパソコンのキーボードは富士通が最高です。でも、その前の主力機である2015年版のLet's Note MX4と比較すると、どうも性能が劣る印象でした。あちらはCore i7で、こちらはCore i5だからかな?などという理由で自分を納得させていたのですが、ある日タスクマネージャーのCPUクロックの数字が目に留まりました。

20200703-4
思えば、いつもCPUの速度が1.10GHzに貼り付いています。「これはおかしいな」と思ったところで初めて、VAIO 505の経験を思い出したのです。富士通のパソコンにはたしか「@メニュー」というユーティリティ集があったはず。

20200703-7

開いてみると、やっぱりありました。省電力モードは「ON」、CPUパフォーマンスは「低」になっています。

20200703-6

省電力モードを「OFF」にして、CPUパフォーマンスを「高」にすると、

20200704-2

その途端に、それまでこのマシンでは見たことも無かった「3.36」の表示とともに、冷却ファンが甲高い高周波の音を立て始めました。このパソコン、ようやく本気出してくれました(笑)。

教訓2 パソコンの説明不能な不具合は、マカフィーを疑え

 職場ではじめて大規模導入したウィルス対策ソフトがMcAfee VirusScan 4.5だったことと、その当時のSymantecやNorton製品に、個人的にあまり信頼がおけなかったことから、個人用のパソコンにもMcAfeeを入れていました。ほどなく同社の製品はVirusScanに加えてPersonal FireWall Plus, AntiSpamを加え、Security Centerというダッシュボードも備えるようになりました。その結果として、ファイヤーウォールで何かのソフトが動かなくなったり、必要なメールがスパム扱いの暗黒に落ちてしまったり、といっためんどうも漏れなくついてきます。それがセキュリティ・ツールというものだとは思いますが。

 問題は、それ以外に原因不明なパソコンの不具合が増えたことです。経験上、たいていの不具合は何かのソフトを入れたとか、何かをしたときにだけおかしくなるとか、症状から原因の察しがつくものです。しかし不定期に、再現しにくい不具合が多発します。McAfeeの各ソフトを止めたり外したりしましたが、ダメ。おかしいなと思っていたある日、McAfeeのSecurity Centerに疑いを持ちました。McAfeeの全ソフトをきれいさっぱり削除したところ、不具合がすっかり治りました。2000年代中ごろのことです。それ以来、McAfee社の製品に更新料金を払うのを止めて現在に至っています。

 現在のLIFEBOOK WU2/B3で、このところある不具合が気になるようになりました。MicrosoftのOutlookを起動すると、数十秒間フリーズ状態になるのです。職場でMicrosoft 365を使わなくなったのですから、Outlookクライアントからも脱却してしまえば悩みもなく話が早いのですが、まだ足を洗うことができません。Microsoft Officeを削除して入れ直してみても、症状は変わりません。
 そこに至って、このパソコンにはMcAfee LiveSafe 3年分が無料でバンドルされていたことを思い出したのです。それまでこの製品は迷惑メールの扱いが複雑になった以外は特に不具合はなく、私も過去の教訓をすっかり忘れていました。もしやと思って、故事に倣いMcAfeeをきれいさっぱり削除してみると、あら不思議、嘘のように治ってしまいました。

やはり過去の教訓は大事でした。いま私のパソコンは、購入以来初めて絶好調です。

図らずもみんな赤色で「シャア専用」みたい。

Img_20191220_104738s

おまけ

私がCyrix M2の次を楽しみにしていた頃の物語を見つけました。コードネームがいちいち懐かしい。

CPU黒歴史 Cyrix最後の製品になるはずだったGobi

|

« オンライン学術集会のジレンマ(2)利点と注意点など比較してみた | トップページ | いただきました。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« オンライン学術集会のジレンマ(2)利点と注意点など比較してみた | トップページ | いただきました。 »