2020/10/06

皆「医療ビッグデータ」というけれど、正しく理解されてるのか?

医療マネジメント学会の学術総会のため、京都に来ています。メインテーマが

「病院ビッグデータ革命 BIG DATA Revolution」

となっています。

最初にこのテーマを見たときに、「関係者の皆さんは、ビッグデータの本質をどこまで理解されているのだろうか?」という疑問がまず浮かびました。そこで、「そもそもビッグデータの本質とは何か、医療分野では正しく理解されていないのでは?」という演題を応募しようと思いました。でも、たぶんこの学会ではまともに取り合ってくれないだろうということで、応募はせずお蔵入りとなったのですが、京都に来てそのことを思い出したので、当時のメモを公開します。

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2020/09/11

究極の医療DX(1) 医療機関から電子カルテ端末を全廃する

当サイトのモットーは2003年以来「Googleで気の利いたキーワードを入れたときに、上位にくるようなページを作ること」だったことを思い出しました。タイトルを読めばわかると思いますが、タイトルは単なるSEO目的、中身は荒唐無稽なシリーズですので、5GとUaaSBits on Film同様、荒唐無稽にお付き合いいただける方のみお読み下さい。毎度のことながら第2回があるのかはわかりません(笑)。

ETERNA-RDSほどの衝撃ではありませんでしたが、久しぶりに「これは!」というニュースを見ました。

南都銀行が「日本初」の営業店端末全廃へ、窓口手続き減らす店舗改革
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00678/082800033/

多機能だけど、操作が複雑な業務端末自体の廃止を通じて業務を抜本的に見直すというのです。医療機関でも、多機能だけど使いにくい、使いこなせていない電子カルテなどの旧来システムを全廃するという前提に立てば、いろいろと考える余地が生まれそうです。

3年くらい前に以下を書いてはいたのですが、なかなか具体的な風景をイメージできるまでには至りませんでした。

なんでもファースト(1) 医療介護福祉のIT化はなんでもPHRファーストで。

でも、スーパーマーケットでもセルフレジや無人支払機が目立つようになって来ています。銀行の支店で業務端末を全廃して、セルフATMやタブレット端末ですませられるのなら、医療機関の第一線も業務端末なしにして、ベッドサイドの端末や患者に持たせるタブレットを借りて職員がPHRに入力すれば良いことに気づきました。そこから医療機関側のシステムにデータを送り、あとは集約した事務センターにまかせれば良いわけです。このバックオフィスの集約が難しそうに見えますが、ここにこそビジネスチャンスがあるのだろうと思っています。

それ以前にPHRのプラットフォームもできてないわけですが。。。

Img_20200527_163159
最近キーボードの掃除・洗浄をしました。本題と直接関係ない写真を載せてみたのも、SNSでのクリック促進のためです(笑)。

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2020/09/05

フレイルの日本語訳をつくろう

(今のところはタイトルと問題提起と結論候補だけです。それで充分かもしれませんが)

フレイルというのは、外来語でなく和製カタカナ語のようですから、「日本語訳をつくろう」というタイトルは不正確なのですが、英語みたいなカタカナ語を作った方々のせいで、日本語訳が必要になったと思えば良いかと、そのままにしています。

このような語では毎度のことですが、この言葉のおかげで、中身をいちばん知って欲しい高齢者に向けて「フレイルとは」を毎度説明せねばらならない状況になっているのは間違いだと思います。

私の持論ですが、新しいカタカナ語を作ろうとする人、カタカナ語を振りかざす人は、えてしてその本質を本当には解っていない、または言葉を作ることによって却って本質が伝わりにくくなることを解っていないと思います。最近では、新型コロナウイルス関連で「クラスター」を広めた人たちも当てはまると思います。

フレイルに関する日本老年医学会からのステートメント

「加齢虚弱」や「老衰予備軍」ではいけないのでしょうか。

 

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2020/06/10

オンライン学術集会のジレンマ(2)利点と注意点など比較してみた

これまた書きかけですが、「裏録、W録、タイムマシン」のシリーズ3回目を、先行公開します。

参考過去記事

裏録、W録、タイムマシン (PDF) ジャミックジャーナル  2005/5
学術集会のオンライン開催で顕在化する参加費のジレンマ  2020/4

なんでもaaS(3)学会運営の融解。サイバーアメーバ学会 2011/3
ついに実践エクストリーム・シンポジウム  2011/6

 

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2020/05/19

オンライン限定医師免許への道

(中身はまだ書きかけですが、ようやくそれなりのタイトルを思いついたので公開します)

以前オンライン学会の参加費を考えたときに、「ポストCOVID-19時代、もう元には戻らないことがある」という事実を実感した私ですが、遠隔診療(オンライン診療)は、そうでもないのではと思っていました。これは私が普段担当している形成外科の分野が、ほぼ遠隔では成り立たないこともあるのですが。たとえば、毎日のように行っている手術やけがのあとの抜糸はこうなります。

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2020/04/15

学術集会のオンライン開催で顕在化する参加費のジレンマ

副題:ご近所の愛ふたたび(1)

新型コロナウィルスによるCOVID-19の蔓延に伴い、学会などの学術集会のいくつかがオンライン開催(Web開催)に変更されつつあります。その参加費をどのくらいに設定すべきかを考えてみると、従来誰もが放置してきた集会参加費の問題が顕在化してくると思います。

学術集会のオンライン化、Web化は、パンドラの箱を開けてしまうことになるでしょう。

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2018/10/18

なんでもaaS(4) 外科医不足には手術室の仮想化を

あるイベントの予告で、「次回はJohnson & Johnson からカルビー、ライザップと転じた松本晃さんに外科医不足も含めた医療の問題を語っていただきます」という告知をみて、

今こそ手術室の仮想化について真面目に考えてみるべきじゃないか

と思ったので、あらためて「なんてもas a Service」シリーズの新作として書き直すことにしました。

(当面書きかけ公開です)

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2018/02/03

「次世代医療基盤法」はやめて「医療情報匿名化活用法」にしよう

「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律」の略称が、内容とあまりにかけ離れた「次世代医療基盤法」となったままのようです。
 いったい誰がこのような略称を持ち出したのか、知らないし調べたくもないのですが、未だにこの悪呼称が生き残っているようです。すぐに改めるべきです。このままでは、将来本物の「次世代の医療基盤を定める法律」を作ろうとしたときに、関係者みんなが頭を抱えることは必至です。

 

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2017/11/25

なんでもファースト(1) 医療介護福祉のIT化はなんでもPHRファーストで。

私は基本的に、医療介護福祉のITインフラをPHRとし、その媒体としてすべての国民に何らかの形で携帯電話(スマートフォン)を配る、お年寄りなど配っても使えない方には爪に貼る二次元バーコードやIoT指輪を配り、家族などまわりの人がスマートフォンやパソコンやSIMフリーテレビでPHRを管理するという考えを持っています。

それをもとに考えてみると、医療機関でのIT化はすべてPHR(パーソナルヘルスレコード)を前提にリフォームすべきだという考えに至りました。

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2017/09/07

手術前の同意書はそもそも必要ない

院内では前から主張していて、医療安全管理部長の意見といえどもコンセンサスがまだ充分得られていない印象ですが(笑)、ある人から「治療前の同意書は、なんで電子化がなかなか進まないのですか?」と聞かれたので、日頃考えていることを公開します。

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