米国で生活しているとBSE騒ぎの実感が少ない
狂牛病は正式にはBovine Spongiform Encephalopathy (BSE)というのですが、ふつうはMad Cow Diseaseと呼ばれてます。
家では通常ラジオを流しているのですが、先日JapanやSouth Koreaと連呼しているので耳を傾けてみると、輸入禁止措置の話でした。BSEの第一報はこれで知ったという感じです。
新聞は週末しかとっていないので、街角で売っている一面や地下鉄で他の乗客が読んでいるのを見ていると、さほどの大騒ぎではないようです。きょうの一面にはFDAがエフェドラを禁止したニュースが踊っていました。
スーパーにも昨夜行きましたが、肉売り場に変化はありません。職場である病院外来部門でも、(あたりまえですが)SARS注意のポスター以外は見ません。病院のカフェテリアでもメインディッシュに牛肉メニューがありました。
こちらで牛肉無しは考えられないし、問題となったのはカナダから来た牛のようだし、普通に食べる肉は問題ないという説明ですので、国民の生活はまだ変わりないと思います。
日本では吉野家が牛丼を出さなくなるかもというニュースを見ましたが、米国内の吉野家の店がどうなるかは興味深いですね。
ただ、牛肉や一部飼料穀物の相場は暴落しています。CDCのサイトでは、BSEの見出しはインフルエンザの次に書いてあり、SARSより上に来ています。
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