医療の情報基盤シンポジウム
医療を支える情報基盤~ともに考えるシンポジウム-今後の医療ITの展望と課題-が開催とか。 開催趣旨は次のとおり。
医療ITが一定の普及をみた今日、今後の医療分野におけるITの進路はどうあるべきかに関心が寄せられています。『ITは医療にとって必要不可欠なのか?』『何のためのIT化なのか?』との根本に立ち返って意見交換することは、意義深いものと考えられます。で、「国民の視点を代表する有識者」というのが、私もウォッチしてます医療情報ネットワーク基盤検討会のメンバーと同じなんですよね。まあ知った顔だから話してくれることも予想できるのでこの人選になったと思いますが、できれば視野を広げる意味でも、別の方を選んで欲しかったと思います。
そこで、我が国の医療の情報化を支える根底のところで何が問題になっており、どのようなことが望まれているのか、医療情報の専門家、臨床医学の実践家、情報システムのエンジニア、国民の視点を代表する有識者が一同に会し意見交換を行い、幅広い層の医療関係者の方々に理解を深めていただく第一歩となることを期待して、本シンポジウムを開催するものです。
他のメンバーも、だいたい有名どころなんですが、月並みというか手堅すぎるというか、新味が無い感じ。過去のお仕事内容から見て、お話の内容の一部は私にもだいたい予想がつきそうです。今まで医療分野のITの舵取りをしてきたような方たちに「根底のところで何が問題になってるの?」と聞くよりは、船底で油まみれになっている人たちの意見こそ聞いてみたいなと思います。地理的にも北海道や東北、沖縄の人にも語らせるべき。
ついでながら、この9人に医療分野でのblogの可能性についてもお聞きしたいものです。というか「blogって何?」という方もおられるかも…。
参考過去記事 医療に関するblog探訪(2) 患者と医師のネットワーク基盤
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コメント
傍聴(参加できないもんね)してきました。
三谷 博明 (日本インターネット医療協議会・事務局長)様のご意見が医療機関からの一方的な情報配信にしか言及していませんでした。
そこで、質問表に患者の側から情報発信を行うケース(blogやコミュニティサイトを例にした)についてはどうお考えなのか、これから調査する予定の有無についても書いて提出いたしました。
が、どっかで握りつぶされたらしく、皆の前では、質問に回答はありませんでした。
他にも何人かに質問しましたが、座長の気に入らない質問だったらしく(または回答しにくい)、握りつぶされております。
そういうシンポジウムでした。
握るなら、お寿司にして欲しいです。
投稿: Thunderbolt2 | 2004/04/27 11:08
ふむふむ。あちら方面は正会員&(一応)運営委員なので、手が届く範囲でなんとかしたいと思います(笑)。私も質問して握りつぶされた翌日には、鮮度が落ちないうちにblogのネタにするよう心がけたいと思います。
投稿: ynb | 2004/04/28 09:32