医療事故防止に患者や家族の力を(米国)
最近、患者や家族が医療事故の防止にどのように貢献できるかという問題の研究の手伝いをしていますが、偶然米国でも今週そのような運動を行っていました。NPSFという団体による、患者安全認知週間です。
今年のテーマは、
Patient Safety: The Power of Partnership.NPSFの広告などを見ていると、患者に対しては「医療者に何でも聞こう」、家族に対しては「医療チームの一員という自覚を持ち、声を上げよう」、医療者に対しては、「患者や家族とよく話し合おう」と訴えていました。
ひとくちで言って、米国の病院には日本の何倍もの医療スタッフが働いています。医療現場が危機的な人手不足である日本こそ、患者本人や家族が医療事故防止のために果たすことのできる役割が大きいのだと思っています。
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