「四季・ユートピアノ」の英題は A Dream in A Different Key
時々訪れるSheemer's Pageさんで「四季・ユートピアノ」というエントリを発見。
私はこのビデオのパッケージ版を手にしながらこの文章を書いています。それにしてもなんと重いビデオテープでしょう。その重量感を手に感じただけで、彼女の声が耳の奥に聞こえてきました。幸いカビは生えていないようです。ビデオデッキにセットしてみました。予想よりずっとクリアな映像。
実は、放送されたのは90分だったはずですが、このテープは100分近くの長さがあります。ディレクターズカットというか、完全版なのでしょう。テレビの録画もまだ持っているとは思いますが、見るなら100分版ですよね。
映像詩というジャンルがあるとするなら、この佐々木昭一郎-中尾幸世作品のためにあるのだと思っています。Sheemerさんにはこんどこの重いテープをお貸ししますね。
「二番目に好きな作品は何か」ですって? やっぱり「春 音の光」でしょう。老人がフヤラという楽器を手渡しながら「大切な人にあげなさい」と言うのを見て、「榮子の旅もこれで終わるんだな、幸せな明日が待っているんだな」と、何だか胸の奥が暖かくなったような気分になったのを覚えています。
中尾幸世さんからの声のメッセージ(の書き起こしなので音声は期待しないこと!)
こちらもテキストのメッセージですが。
そういえば、佐々木さんは中尾さんを見いだしたとき、その眼のもつ毒気に惹かれたというようなことをおっしゃっていた記憶があるのですが、やはり私たちの記憶に残るのは声の方なんですね。。。
この週末、これらVHSテープ群をDVDにコピーするのは言うまでもありません。
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