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2004/05/01

医療に関するblog探訪(4) 未来の研修医へのプロモーション活動で苦悩する

 このシリーズもずいぶん間が空きましたが、その間もいろんな医療にまつわるblogを見て回っていました。その中のひとつ、毎日のようにパワフルに更新されてるblogで「あーっ、それだけは書いちゃだめだよ」という記事を見つけて恐くなりました。良いことを100書いても、1個の地雷を踏んでしまえば全ては終わりです。過去にとりあげさせていただいた3人の方々は、幸いにそのようなことはないようで、安心して見にいけます。

 で、今回4つめのblogを選ばせていただくことにしました。もう一か月以上前からチェックしている、「ちりんのblog」さん。日記サイト「ちりんの部屋」の草稿用とのことです。この方は医学生とのことで、私がそうだった頃の文章力と比べると、天と地ほどの差があるように思います。
 特にblog版の方は、1,2行に凝縮されたコメントが、謎掛けのように読む者の脳を攻め立ててきます。そのリンク先にも私の知らない世界が広がっていて、まだ底が見えません。たくさんの記述の中には、ひょっとすると「それを書いちゃおしまいだよ」という内容も含まれているのかもしれませんが、あの話題の量に対して私の読解力でチェックするのは不可能なようです(笑)。

 さて、 ずっと前から4回目はこちらと決めていたのですが、なぜ書くまでにこんなに時間がかかったのか、またこのところなぜこちらの投稿数が減っているのかというと、日本に帰ったとたんの4月から「臨床教育・研修センター」(別名臨床研修・教育センター)にも配属されたためです。それも未来の研修医に対してインターネットを駆使した広報・マーケティング活動を仕掛けるというのが私の役目。他のスタッフと「今どきの医学生は何を考え、望んでいるのか?」という話になると、この「ちりんのblog」のことが思い出されて苦悩が深くなります。仕方なく文章より動画で勝負しようと、放送局の副調整室みたいな小部屋で難解なAdobe Premiereとマニュアルも読まずに格闘する日々。ようやく初歩的な操作は身に付いてきたようです。

 金曜夜には研修センターのメールマガジンの第一号も無事配信することができ、連休は安心して本業と医療安全の懸案にとりかかれそうな感じです。

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