今週は「患者中心の医療」週間
きょうは、大阪で開催されたCOML医療フォーラム2004「どうすれば実現するの?“患者中心の医療”」に初めて参加してきました。印象に残った言葉を私なりの脚色で挙げてみます。
医療の結果が期待どおりならそれまでの過程の不満も消えるが、そうでないとき不満は火を噴く(杏林大 川村氏)。来週日曜日は東京でシンポジウム“患者中心の参加型医療をめざして2004”「患者安全と快適空間の創造」の司会をすることになっていますので、私にとって今週はさながら「患者中心の医療」ウイークという感じです。この言葉自体はいまどきどこの医療機関の「理念」にも出てきそうな言葉ですが、改めて考え直す良い機会になりました。医師の技能と態度はどちらが患者満足につながるか。感染症など治る病気ではむしろ前者、慢性病だと後者の比重が増してくる(千葉大病院 生坂氏)。
今日来てみて、全面禁煙で空いた喫煙室を患者情報室に改装しようかと思うようになった(都立豊島病院 関口氏)。
アドボカシー室への最大の評価は「あそこに相談すれば必ず回答をくれる」という信頼だった(七沢リハビリテーション病院 鶴田氏)。
23日のシンポジウムの詳細はHCRM研究会からどうぞ。
いっそ毎年COMLとHCRMが組んで、1週おきに東西でフォーラムとシンポジウムをやれば、本当に「患者中心の医療」週間という名が定着するかも。。。
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コメント
シンポジウム大変興味ありますね。
うーん。あいにく、娘んとこのPTAの総会にぶつかります。
残念だけど、また今度です。
投稿: Thunderbolt2 | 2004/05/18 10:56