IBM、OS/2を2005年末で販売打ち切り
リンク: OS/2の歴史に幕--IBM、2005年末で販売打ち切りに - CNET Japan.
まだ売ってたのかという感じですが、94年末-96年前半くらいまでは、メインのパソコンOSとしてOS/2 Warp V3を使ってました。ややグラフィックが遅かったとはいえ、本家MS-DOS上のWindows 3.1より安定したWindows 3.1環境を提供してくれるOSとして愛用していました。さらにはUMBやらHMAやらEMSやらXMSやらをいろいろ設定しないとうまく動かなかったメモリ大食いのDOSアプリを、いとも簡単に(エミュレーションの)DOS窓で複数動かしてくれたのにも感嘆しました。
「混沌の館にて」のジェリーパーネルさんも、たぶん「DOSより優れたDOSで、Windowsに負けないWindows」と書かれてたと思います。
それだけでなく、95年の学会のシンポジウムでは、初めてのパソコン実演プレゼンを、Windows下のPowerPointでなく、OS/2 nativeのWebExplorer全画面モードでおこないました。コンテンツはそのままWeb公開。今思えば自身最初のプレゼンからWeb Readyだったわけです。最近Flashを好むのも当然の成り行きかもしれません。
ちなみに次に実演発表(PowerPointによる)をしたのはたぶん97年ではなかったかと。
でも初めてDellのデスクトップにOS/2をインストールして動くようになるまで6ヶ月くらいかかったような記憶があります。ビデオカードとドライバの相性が悪く、インストール中に画面が真っ暗に。結局設定ファイルの「VGA」を「SVGA」に手編集する方法が成功するまでは、試行錯誤の繰り返しでした。
結局Netscape Navigator for OS/2も試さないままに終わってしまいました。
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