年賀状に子供のメールアドレスを載せるリスク
例年、年賀状に子供たちのメールアドレスを掲載してきました。実際は届いたメールはまず親が見る仕組みになっていますが。でも、ふと怖くなりました。
ある事件では、小学生がWeb掲示板のトラブルに端を発して同級生をカッターナイフで殺害したと言われています。今どきの子供たちは、下手にメールアドレスを公開していると、「メールを出したのに返事が来ない」というだけで身に危険が迫る可能性があります。同様に、メール機能付きの携帯電話を子供に持たせるのも危ないのでは……と思うこのごろです。
またある事件では、女子高校生が、「無視された」と感じた思いこみの激しい少年によって、理由もわからず包丁で殺害されたと言われています。
5年前は「日本の将来を担う子供たちに親指シフトキーボードを」なんて呑気なことを言ってたのですが、うっかり子供のITリテラシーを上げると、命があぶなくなる社会になってきたのかもしれません。どうしたものか。。。
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コメント
PCのメールアドレスじゃないんですが、娘の学校で本当にあった話です。
友達同士でメールのやり取りをするのですが、メールの返事が遅いからとか、言葉の受け取り方の違いから、ケンカ→いじめと発展し、とうとう、登校拒否になってしまい、他校へ転校した生徒がいました。
学校も調査に乗り出し、当事者全員から事情を聞き、厳重注意をしたり、当事者全員の保護者を呼び出して話をしたりと言うことになりました。
この事例だけではなく、小競り合いみたいなケンカは、ままあるようです。
また、出会い系サイトで、知り合った人と会うことになり、連れ込まれそうになって、それが心の傷になってしまった生徒もいました。
親の方も「メールはよくわからない。子どもの方がよくわかっている。」って言う方もいらっしゃいますから、家庭でのルールを作らないまま、安易に携帯を渡したり、ネットをさせたりと言う状況も問題なのでしょうが・・・。
校長先生は、「学校でも、もっと教育しないといけないのだろうが、今の状態では・・・。」とおっしゃっていました。
親も勉強が必要ですね・・・。
投稿: chima | 2005/11/16 03:05