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2005/12/15

誤発注利益を子供たちのために役立てて下さい

 証券会社各社が、このたびの誤発注利益を全額返上されるとのことで、その使途を検討されていることと思いますが、日本の次代を担うこどもたちのために役立てていただけませんか。

 たとえば、国立成育医療センター病院は最新の設備を持ちながらも、現状では子供たちに十分な医療を提供できているとはまだまだ言えません。
 夜中に十分なスタッフを配置できないため、救急の患者に長く待ってもらわざるを得ません。
 診療の中核をなす電子カルテシステムは4年前の古い物を使い続けねばならず、診療に深刻な影響を与えています。
 入院中の子供たちに子供向けのテレビチャンネルを見せるための設備、受信料負担もバカになりません。

 日本の小児医療はもはや破綻寸前ですが、今後政府の構造改革で医療費が削られることはご承知でしょう。真に子供たちのためになる医療を実現するには、10億円でも50億円でも役に立つ使い道があります。

 このセンターに日本のこどもの医療の標準を作り上げることにより、全国のこどもの医療を向上させる呼び水にすることができます。是非この機会に、日本の小児医療の向上にお役立ていただきたいと思います。

 例えば成育医療センターに隣接した病気の子供の家族のための宿泊施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや」は、ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン デン・フジタ財団によって作られましたが、その後各地に作られてきています。

 他にも日本中にこども病院があります。もしご検討いただけるようでしたら、ご連絡ください。

リンク: Google 検索: UBS証券 利益.

2006/2/19 追記
 209億円が受け皿基金に拠出されたそうです。「大規模なシステム障害や災害時に活用できる補完的な証券売買システムの研究や整備」に役に立てるそうですが、こどもたちのため以外にも、私の研究分野でもある「大規模なシステム障害や災害時に活用できる補完的な医療情報システムの研究や整備」にも使わせてくれたらと思います(笑)。
リンク: Google 検索: 誤発注 返上 209.

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