あさましいテーマパークに学ぶデジカメ対策
以前の学会場でデジカメ撮影を禁止にしてくださいに関連して……
(東京の)ディズニーランドに行ってきました。スプラッシュマウンテンというアトラクションに乗ると、クライマックスの場面を写真に撮ってくれます。出口でそれがディスプレイに表示されていて、気に入ったら写真を購入できるというシステムです。が、今回驚いたのは、そのモニタに向けて携帯電話を向ける若い女性たち。そのモニタの画像を携帯電話のカメラで撮影しているわけです。
おいおい、それは万引きだよ。
横のキャストの方が何と言っていたかはよく聞いてこなかったのですが、「撮影はご遠慮ください」くらいのことは言っていたのでは。
それはともかく、今回は会場アナウンスのなかに参考になるものが多かったように思います。ひとつめは、シアター形式のアトラクション前のアナウンスで、「液晶画面を用いたカメラ、ビデオの撮影はご遠慮下さい」というのがありました。確かに目障りですよね。
もうひとつは、夜の「シンデレラ戴冠式」の事前アナウンス。「デジカメや携帯電話、ビデオ撮影にあたっては、後ろのお客様の迷惑にならないよう、顔より高く構えないでください」というのがありました。うーん、細かい。
実際にイベントが始まってみると、左前の子連れがデジカメで撮影。すると後ろの若い女性から「見えないのでデジカメ下げてくださいっ!」ときつい声で再三のご注意。連れとは「今度やったら××してやるか」などと聞こえよがしに相談。
他にも「後ろの席のお客様の迷惑にならないよう、帽子やヘアバンドはご遠慮(真冬の夜だというのに、それにヘアバンド売ってるのは誰だ)」、「パレード前の場所取りは一時間前から」、「パレードの踊りへ立ち見席(そんなのどうやって決まってるのやら)からの参加からはご遠慮」などなど……。
もはや東京のディズニーランドは、まったく夢も魔法もあったものじゃない、あさましい王国になってしまっていました。遠慮という言葉も死語になりつつあるのかも。これからはそういうのは見なかったことにしつつ、自分たちだけでも夢を持って楽しまなくてはと思いました。
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コメント
こんにちは
テープ起こししていて未知の用語をWebで当たってましたら、ここまで来ました。
「あどぼぱしー??」に聞こえたんですが、「アドボカシー」でした。勉強になりました。
ちなみに、今、Mac(OS9.2)にリュウドボードつないで親指シフトで打ってます。
さて、ストロボですが、花火見物や、神戸のルミナリエ、映画館のアニメ上映会・・・発光してる映像にストロボ炊いても意味ないのになぁと思いますねー。
それと、オリンピックの開会式、夜間のスポーツ中継など、観客席では、螢のように無数のストロボが光りますが、これも意味ないですよね。被写体にストロボの光が届くわけがないですから。
電池切れが早くなるだけなのに、ストロボを切る方法を知らないんでしょうね。マニュアル見ろよ〜と思います。
投稿: 丹後ちまき | 2006/02/07 03:19
コメントありがとうございます。コメントエラーで再送していただき、ありがとうございました。NIFTYに代わってお詫びします(笑)。私の方で余分は削除しておきました。
オリンピック等の光は、演出のためにわざと観客に光る物を持たせてるのかと思っていましたが、実際はどうなっているのでしょうかねぇ。
あと、そこまでして光らせてる人がいるとも思えませんが、カメラによっては「夜景モード」というスローシャッターとストロボを組み合わせたものがあり、それの方が綺麗に撮れることはあるかもしれないなと思います。
MacOS9も古くなりましたので、親指シフト対策はたいへんでしょうね。。。
投稿: ynb | 2006/02/07 10:55