« #8000の小児救急電話相談、計画倒れか | トップページ | 医療事故情報収集等事業第4回報告書 »

2006/03/01

「特例優遇」ふたたび

リンク: NIFTY @search:ちゃんを救う会 OR ちゃん募金 での検索結果.

 ずっと昔に、「特例優遇」という文章を書きました。暇な人はGoogle等で検索してみてください。当時は脳死者からの臓器移植ができず、「募金の集めやすい人だけが海外で助かる現状はいかがなものか」という内容でした。

 職場が変わって以来、「子供たちが臓器移植のために募金で海外渡航」という報道を目にすると、よくこの「特例優遇」を思い出すようになりました。その後臓器移植法もできて、15歳以上なら国内で脳死臓器移植で助かる道もできました。でも、「ちゃん募金」と「救う会」はいっこうに減りません。
 当事者の皆さんのご苦労は大変なのだろうと思いますが、意外にも短期間で億単位の募金が集まるのにびっくりすることもしばしばです。でも、一方で募金ができない、募金の集まらない人もいらっしゃるに違いないと思います。

 今のままではたぶんいけない、ではどうすればよいのか……。この問題を考えだすと、決まって気分が暗くなって、「いっそ日本の医療全体も募金でまかなうようにしては……」などとバカなことを考えてしまうのです。
 リンク先の会の会計報告などを見ていると、海外では先進医療にどのくらいの医療費が掛かるのかもよくわかりますね。

いつもと違って何か結論や主張があるわけでもなく、とりとめない記事ですが、興味のある方はこちらなどもご覧下さい。
臓器移植法改正を考える
トリオジャパン

| |

« #8000の小児救急電話相談、計画倒れか | トップページ | 医療事故情報収集等事業第4回報告書 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「特例優遇」ふたたび:

« #8000の小児救急電話相談、計画倒れか | トップページ | 医療事故情報収集等事業第4回報告書 »