医療に関するblog探訪(5) 選者は誰だ
2年ぶりのシリーズ新作です(笑)。blogもこれほど広まった今、このシリーズで個人のblogを紹介する必要はなくなったのでシリーズ休眠も仕方ないですが、これは取り上げずにおれないですね。
別の意味で最近チェックしているケアネットブログに、「注目の医療系ブログ!新着情報」というコンテンツが加わっていました(すみませんが登録者限定)。
1日に15くらいのブログを紹介していますが、どうやって作っているのか実に興味深いです。これって広いインターネットの海の中から、医療系ブログとおぼしきものをケアネットさんが登録して、更新されると自動で掲載しているのでしょうか。それとも担当者が一日中feedをウォッチしてるのでしょうか。ここに掲載されれば一人前の医療ブログと認定されたことになる?
でも、有名どころが載ってこないみたいだし、たいしたことのない記事もピックアップされているところを見ると、前者のようです。それも、登録数はかなり少ないみたい。しばらく目が離せない感じです。
追記
登録数を増やせば、新着コーナーの件数では一日足らずで流れ去ってしまうようになるし、履歴も残してくれると良いですネ。
2006/4/25 追記
コメント欄にありますように、これを書いた頃には医師が発信するブログサイト Doctors Blogがβ版を開始していました。情報ありがとうございました。
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コメント
すでにご存知かもしれませんが、
m3が医師が発信するブログを開始したそうです。
おそらく、開設されるDrが増えてゆくことでしょう。
これについて管理人様の感想はいかがでしょうか?
医師が発信するブログサイト Doctors Blog β
http://blog.m3.com/
投稿: rose | 2006/04/24 23:02
ありがとうございました。知りませんでした(m3内でのお知らせはろくに読んでないので)。さすがにソネットエムスリー社はやることが早くて大規模ですね。
でも、これってブログを書いている人が医師であることを、m3が保証している形になりますよね。コメントスパムやトラックバックスパムを送ろうとする人には、こんなに効率の良い場所は無いわけで、格好の標的になるのではないでしょうか。
また、ここに集う書き手の医師たちの中には、自分の書いたことがインターネットに晒されることの怖さを十分わかっていない人もいるでしょうし。ソネットエムスリー社の担当者が常時モニタしていないと危ないのでは。
さっそく作ってみましたが、大変使いやすいです。でも、作るにあたり利用規約や同意画面は出ませんでした。。。
ちょっと、、、というかかなり心配です。
投稿: ynb | 2006/04/25 00:15
水戸の女性医師が自分のHPに患者中傷をしていた件が問題に出たことがありましたよね。
(参考:http://www.doblog.com/weblog/myblog/11576/892766#892766)
特に仕事に関する(それは医療に限りませんが・・・)ことについて書くことには十分気をつける必要があると思います。
m3のコミュニティ(医師限定)とは異なり、このDoctor's Blogも他のBlogサービスと同様、医師以外の一般に公開されるものですね。
blogの目的は多種多様とは思いますが、
診療や知識の習得、医療問題などの為に立ち上げて
継続されている方もおり、一概には言えませんが、やはり
書き手のポリシーが問われるのだと思います。
投稿: rose | 2006/04/27 01:25
[朝日新聞 5/22]専用ブログで医師の本音 「みんな耳鼻科医なっちゃう」
http://www.asahi.com/life/update/0522/003.html
m3が運営しているドクターズブログがメディアでもオープンになってきたようですね。
これによってアクセスが一気に増えたようですが、
書き手の先生方の「アクセスが増えて嬉しい」という声も
あるようです。
(上記URL記事より引用)
閲覧は誰でもでき、医師と一般の人との距離を縮めることが狙いだという。
そういう意図でブログというツールは有効だと運営サイドは企画したのでしたら、
やっぱり書く内容次第では不安を抱える患者さん、一般の人が不信や不安を
抱きかねない怖さはありそうです。
投稿: rose | 2006/05/23 23:51