ユビキタス遠隔医療っていつでもどこでも通信衛星に画像を送れるの?
私がユビキタス誤用の代表例だと勝手に決めつけている「ユビキタス空港」に続いて、今度は「ユビキタス遠隔医療」だそうです。まあ携帯電話ベースなら「ユビキタス」と言えないこともないかもしれませんが、 衛星通信はユビキタスとは対極なので、びっくりしました。ただ、よく調べてみると衛星通信をユビキタスと呼んでいるのではなく、「ユビキタス遠隔医療システム」の問題点改善のために衛星を使ってみるということのようです。
厚生労働科学研究成果データベースによると、「ユビキタス遠隔医療システム」というのは、診療所や病院をADSLで結んだものだったようなので愕然としましたが、その欠点の克服のために衛星利用の実験に進んでいるみたい。
私も衛星ハイビジョン中継車くらいは操作できる無線免許を持っており、衛星通信の経験もありますが、衛星は機器も使用料も高いし設置も大変な割に、小規模装置だと速度も出ないので、どうかなと思います。それとも劇的に安くなったりしてるのでしょうか。JSATさんの健闘を祈りたいと思います。利尻島でも既にFOMAがサービスインしているようなので、比較するのも興味深いですね。
ある業者さんが、FOMAベースの遠隔画像伝送システムを紹介してくれました。恐る恐る値段を聞いたところ、私の予想の1/10だったのでびっくりしました。
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