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2007/06/05

数取器の使い方

世の中には数取器を買ってみたものの、もてあましている方もいらっしゃるようです。

リンク: @nifty:デイリーポータルZ:勝手に交通量調査.

勢いで買った数取器は、机の上にでも置いて、手慰みにカショカショさせることにします。

そういう人たちのために、ストイックでカウンターハイな、「」を究める方法をお教えしましょう。


数取り器の選び方

多連式である必要はありません。スタンド付きのも握りにくいので避けます。私が愛用していたものは内田洋行製だったと思いますが、サイトを見ると、こんな安っぽいものになっていました。

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やはりこちらで売っているような、金属製の堅牢なものでなくてはなりません。

 

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数取はスポーツである

 まずは、このことを理解していただかなくてはなりません。その目的は、ただひとつ、一定時間内に出来るだけ多くボタンを押して計数することです。

ルール

 両手で押すことは禁止です。たとえば右手に本体を持って、左手の掌でボタンを押す等。

 通常親指でボタンを押しますが、他の指を使うのはかまいません。

 もちろんダイヤルを使って1111水増しする等は競技連盟から永久追放ものです。

 あと高度なインチキ技としては、499など、繰り上がる時に力一杯ボタンを押すと、100の位を慣性で進め、一押しで600にするといったテクニックがあります。これも慎まねばなりません。ただ、これは審判の目と耳で見破れると思います。

種目

日本スポーツ数取器競技連盟(JSHCA)では、以下の3種目を提唱しています。


  • 1分

  •  一分間に何回計数出来るかを競うものです。

  • 両手1分

  •  利き手でない方でも一分間の計数をします。両手で三回ずつおこない、それぞれのベストの合計をスコアとします。

  • 30分

  •  30分間に何回計数できるかを競います。

    上達のこつ

     数取器のボタンには、押しはじめから終わりまでの距離があります。このうち、ダイアルを進めるのに必要な「ストローク」の前後には当然のことながら「遊び」があります。短時間で多く計数するためには、ボタンをこの「遊び」の範囲に置くことを避け、必要なストロークに出来るだけ近い範囲で上下させる必要があります。言い換えれば、ボタンは「いっぱいまで押さず、完全に戻さず」にダイアルを回すテクニックが必要となります。

     次に、必要最小限の力でボタンを押すことが大切です。無用な力が入っては、速く、長く計数することができません。これらを究めた達人の計数の音は柔らかで、カチャカチャ言わないものです。

     あとは、練習あるのみ、速射性とスタミナを養います。

     数取器以外でのトレーニングとしては、ゲームセンターで連射の腕を磨くことも有効かもしれません。いまどきは家庭用ゲーム機もありますが。。。しかし、主に使う指が異なるのと、どちらが金がかかるかを考えると、数取器での練習を積む方が有効です。

    おわりに

     ちなみに、私は10代のころ、利き手で一分間320、30分間で7,400あまりという記録を出していました。毎日のように放課後の生徒会室で練習していました。最近は鍛えてないので記録も落ちてきたようです。

     RFIDや画像認識の発達してきた昨今、数取器が衰退しないことを切に願っています。

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