携帯電話はIS&Cの媒体となるか
昔(といっても10年は経ってないと思いますが)、アイザックというものがありました。「医用画像データを光磁気ディスクに記録する際の標準フォーマットであるIS&C規格」というものです。
リンク: IS&C委員会HP.
ISACの光磁気ディスクは、装置やメディアが高価だったのが普及を妨げたのかもしれませんが、アイデアは良いと思っていました。ただ、最近ではオンラインストレージ全盛なので、データはデータセンターに預けるものだろうと私も考えていました。
しかし、最近ある方から、「携帯電話でカルテ開示できないか」と言う相談を受けました。それ自体は亀田さんやメディヴァさんなどがやられているわけですけど、データはサーバ側にある「データセンター型」です。
その事例を紹介したのですが、よく考えてみると最近の携帯電話のストレージはギガバイト単位になっています。これを可搬媒体(原本)としてに使い、データセンターの方はバックアップという考えもありそうに思いました。
そう思っていたら、やはり事例がメディアに出ていました。今後に期待したいと思います。
リンク: 医療が変わる 開業医生まれのケータイ電子カルテ-オンラインマガジン -ITmedia エグゼクティブ編集部-.
おまけ
仕事柄、東京の箱崎にあるIBMの白色巨塔ビルを訪ねることがあるのですが、駅からの道すがら、吉原内科クリニックを見つけてしまいました。なんだか名所を見つけた気分。関係者なら一度は訪れてみたい場所……と言ったら大げさでしょうね。医療ITの関係者が「ちょっと箱崎詣で」と言ったときには、行く先がIBMなのか吉原内科クリニックなのか確認する必要があります(笑)。
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