Niftyの@searchはGoogle検索に劣る
最近お堅いコンテンツが多かったので、息抜きに驚愕(?)の事実を。
私は「ノートパソコンは富士通」と決めているため、IE7のツールバーはAzbyClubのものをインストールしています。また、IEの検索窓のデフォルトはなんとなくNiftyの@searchと決めています。当然普通は検索にこの2つを使っています。が、ふと"FINFO騒動"をフレーズ検索したら、該当なしになっているのです。
リンク: "FINFO騒動" のウェブ検索結果 @search:@nifty
ついでに、自分のNiftyのIDを検索しても、該当なし。しかし、試しにGoogleで検索してみると、両者ともヒットするではないですか!!!
リンク: "FINFO騒動" - Google 検索.
@searchはGoogleと提携して結果を表示しているわけですが、検索結果が異なるとは夢にも思いませんでした。大変な事態です。
これはNiftyがフォーラム名とか、IDでの検索をブロックしているに違いありません。フォーラムの過去ログなんかを載せているサイトを排除するための措置かも知れませんが、私にとっては不便です。IEのデフォルト検索からは即刻降格にしました。
ついでに、普段は全く信用していないLive Searchも試したところ、この件については@searchよりマシでした。少しは進歩しているかな(笑)。
リンク: "FINFO騒動" - Live Search.
"FJON"で検索したところ、Wikipediaもヒットしてきました。うーん懐かしい。
リンク: ニフティサーブ - Wikipedia.
ここにFINFO騒動の記述を追加したいところですが、できれば私より詳しい方にお願いしたいものです。まぁ一応ここに書いておきましょう。
FINFO騒動とは
ニフティサーブ開設時から、情報と知識フォーラム(FINFO)というものが存在しており、7人のSYSOPがそれぞれ1つずつの電子会議室を舞台に、「情報と知識」に関する高尚な話を繰り広げるという触れ込みだったのですが、結局何も書き込みがなく、長らくゴーストタウンと化していました。
そこを(たぶん)FCARで冗談をやっていたグループが乗っ取り、表向きは大まじめに「情報と知識」談義を繰り広げ、パソコン通信空間でのモンティパイソン(別名サイバーパンクの爆発)みたいにして楽しんでいた。。。という事件のことです、たぶん。
これをFJONのオンライン・ニュースレターのNIFTY*WatchでFINFO巡回担当であった私がレポートしたことで、NIFTYのアクティブネットワーカーの多くが知るところとなり、閑古鳥の鳴いていたFINFOはSYSOP不在のまま大いに盛り上がったのでした。。。
結局FINFOは「フォーラム開設時の当初の目的を達成したため」(これはフォーラム閉鎖時の常套句でしたが)、NIFによって閉鎖されたような記憶があります。最後までSYSOPさんは出てきませんでした。
おまけ
しまった、こんなことをココログに書いちゃまずかったかな? Niftyさんがそこまで強権的じゃないことを祈ります。軽い気持ちで書き始めたのに、あまりにゆゆしき事態が明らかになり、結局重い記事になってしまいました(苦笑)。
2008/11/13 23:50 重要な追記
なんと、いま@searchで検索すると、FINFOは検索可能になっています。IDでの検索は結果を返しません。偶然か改善かはともかく、お礼にIEのデフォルト検索を元のnifty @searchに戻そうと思っています。
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