気分は米国オフィス
「取り寄せに3週間くらいかかります」と言われていた、デスクトップ電話機のPolycom CX200が届きました。今回は2台だけです。
USBケーブルをパソコンにつなぐと、すぐに使えるようになりました。大きなプレゼンスの緑ランプが目立ちます。
(注1) すぐに使えるのは、私の職場にMicrosoft® Office Communications Server 2007(とExchange Server 2007 UC)が動いていて、パソコンにはCommunicator 2007が入っているからです。念のため。
受話器は予想外にずっしりとしていて、重厚な感じがします。受話器を上げるか、スピーカーのボタンを押すと、パソコンの画面上では、Communicatorの画面がすかさず最前面にやってきます。そのままテンキーで相手の番号を打つこともできるし、登録相手のプレゼンスを確認してから連絡できます。赤や黄色ならメール、緑ならインスタントメッセージでご都合伺いするか、直ぐ電話。これは便利です。
(注2) この機能が働くには、こちらからCommunicator 2007をアップデートする必要があります。機械翻訳なので、英語版の方が読みやすいかも知れません。このアップデートには、CommunicatorからAD登録の携帯電話などを呼び出す機能追加もなされているようです。
電話機の表面には、大きなプレゼンス表示のランプがあって、状態によって緑や黄色、赤と色が変わります。さらに、Exchange Server 2007 のユニファイド・コミュニケーション機能と連動して、着信転送中を示すLEDや、ボイスメールの到着を知らせるLEDがあります。
ただ、よくわからないのは、電話機本体で光っている大きなプレゼンス表示のランプの意義です。しばらく席を外して戻って来ると、左半分が緑、右半分が黄色になったりしています。自分で自分のプレゼンスを確認してもあまり意味はなさそうですが。。。ひょっとすると、これは近くの人にプレゼンスを知らせるためにあるのかも知れません。通りがかりにこのランプの色を見て、「ちょっと席を外している」のか、「しばらくいない」のか、「会議中のようだな」とか判断するのかもしれませんね。うーん、ユニファイド・コミュニケーションとプレゼンスの使いこなしは、奥が深いです。
ともかく、受話器を上げると普通の電話機のようにダイヤルトーンも聞こえます。ただ、Gateway装置のおかげかも知れませんが、この音がいかにもアメリカの電話の音なのです!
受話器を取らずに電話機のスピーカーボタンを押し、ダイヤルトーンを聞きながらダイヤルボタンを押して電話をする。相手が出たら受話器をとる。私の知っているニューヨークの人たちは、なぜかこのような電話のかけ方をする人が目立ちました。
このCX200で同じことをやると、気分はまるでニューヨークのオフィスに居るみたい……とひとり悦に入っています。
以前からToughbook CF-H1とBluetoothヘッドセットで電話をする実験もしていたのですが、ClearCube, Citrix, VMWareと揃えたブレードクライアントに続いて、だんだん内線IP電話のショーケースにもなってきた感があります。
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