バーチャルな医療クラスターをつくろう(1)入院患者の安静度の定量的測定
近々、職場に医療クラスターなるものができるそうです。これの実体は私にもいまひとつよくわからないのですが、興味のある方はネットで検索してみてください(著作権上の問題からリンクは控えます)。
さて、今回の「つくろうシリーズ」は、各地での建物完成に先駆けて、このブログ上で医療IT関係の研究の橋渡しをしてしまおうという、お酒を飲んで着想したにしてはすこぶる真面目な企画です。
さて、記念すべき第1回は前の記事に続いてヴァイタスさんに登場願うことにします。
モダンホスピタルショウに出展されていた「より現実的になった離床センサー」ですが、これはベッドに取り付ける小さなセンサーによって、ベッドの主がいるのかいないのか、安静にしているのか活動しているのか、果ては痙攣しているのか…ということまで検知できるそうです。
そのデータを連続的に記録するだけで、ベッド上の患者の安静度を24時間連続で定量的に測定できるのです。もちろん精度は検証の余地があるでしょうが、いろんな研究に使える基盤技術だと思いました。
おそらく医療界の側には、ベッド上の患者の安静度を定量的に測定したいという研究ニーズが必ずあると思うのです。同社の社長さんも、「睡眠薬の効き具合なんかの検証に使えるのでは」と言われていました。興味のある研究者がおられましたら、ヴァイタスさんにご連絡されると良いと思います。
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