こんなこともあろうかと-プロビジョニングを究めよう
年頭のことば?「担当営業の年始回りにもまた礼をもってす」があまりに情けないことがあいかわらず頭に引っかかっていたので、今年のキーワードとして「プロビジョニング」を挙げることにしました。
きっかけは、2月開催のIDCのJapan Strage Vision 2010への参加を決めたことです。ストレージについては今まであまり関心がなかったのですが、そろそろ診療情報の外部保存もできるようになるので、最新技術動向を勉強する必要があると思ったのです。この世界は私の知らない言葉がいっぱいです。
前から気になっていたのが、ストレージのデータ重複排除テクノロジ(dedupe)です。HPのサイトに詳しい解説がPDF形式で載っていました。んーすごい。
次が、シンプロビジョニング(thin provisioning)。日本語で言うと「大風呂敷」ですか?(笑)。
リンク: シンプロビジョニング - Google 検索.
ここまで来て、自分自身が「プロビジョニング」という言葉が大好きだったのを思い出したのです。
この言葉に初めて出会ったのは、NovellのDirXMLの説明サイトだったと思います。今はNovell Identity Manager。このシステムの現場を見るために米国に行くことになったくらいですから、私の人生を変えた言葉の一つといえるかも知れません。今でも、プロビジョニングという言葉だけでユーザーアカウント管理の意味で使われることもあるようですから、ノベルの功績もたいしたものだと思います。
プロビジョニングの日本語訳をつくろう
というわけで、ついついここに行き着いてしまいました。プロビジョニングのうまい日本語訳を考えたいのですが、プロビジョニングは軍隊の香りのする言葉でもあるので、案外「輜重」も悪くないように思います。
もうひとつ、proとvisionがくっついた言葉だというので、何かを予見して準備するという感じがします。するとまず思い浮かぶのは、宇宙戦艦ヤマトの真田志郎技師長のせりふ「こんな事もあろうかと……」なんですよね。最近のオタクの皆さんにはわからないと思いますが。
リンク: おたく語録 ~オタク用語の基礎知識~:こんな事もあろうかと.
リンク: こんなこともあろうかと | B2/P.I.L.
というわけで、今年のキーワードは「プロビジョニング」で行くことにします。職場の部署名が新しくなることも十分予想されるので、先に英訳だけは作っておこうかと思っているこの頃です。
Department of Information Technology & Provisioning
ちょっとかっこいいなと思うのは、きっと私だけだろうなぁ。
おまけ provisionって、provideの名詞形でもあるんですね!
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