エアヘリウム-危険のないヘリウムガス遊び
2007年に書いた数取器の使い方もときどき読まれているようなので、昨年末に考案したアイデア(?)を披露します。
パーティーグッズとして人気のあるもののひとつに,「ヘリウムガス」というのがあります。これを吸うと声が変に高くなるので面白いのですが、同じヘリウムガスでも浮かぶ風船に詰めてあるガスを吸ったりすると危険だというようなことが、こちらに書いてありました。パーティ用に売っているものは酸素が混ぜてあるとのことで一応危険はなさそうですが。
リンク: ヘリウムガスをボンベから吸うマンガ 「死ぬぞ!」と「少年ジャンプ」に抗議 : J-CASTニュース.
そこで、まったく危険のない「エアヘリウム」という遊びを考案しました(商標登録申請中)。
用意するもの
- 袋
ビニール袋でもかまいませんが、不透明の紙袋がベストです。ハンバーガー店やコーヒー店で持ち帰りの際にくれる、取っ手のない紙袋で、ぺちゃんこに折り畳めるものを推奨します。
- 気泡緩衝材(プチプチ)
これは必須ではありませんが、準備しておくと遊びに奥行きが出ます。
手順
- 人に見せる前に、あらかじめ袋を広げて中に空気を入れておきます。
- 見せたい人の前で袋を取り出します。
- 「袋の中にはある気体が入っている」と見ている人に告げます。
- 袋を口に当て、中身を思い切り深く吸い込んで肺を満たします。
- 極端に高い声で「この気体を吸うとこんな声になってしまうのです」などと話します。
- 高い声のまま息継ぎをしないで好きなことを喋ります。
- 徐々に普通の声に戻します。
- 最後に、これが巷で話題の「エアヘリウム」であることを告げます。
練習と派生
ヘリウムガスを吸わないでも、吸引時と同じような高い声を出せるように練習を積んでおきます。表情をまったく変えずに声だけ変えるのは簡単ではありません。
ついでに口を開けないで声を出す練習を積むことで、腹話術にも応用できます。
さらには、練習で身につけた声は、 ワイドショーなどでよく見られる「※プライバシー保護のため音声を変えております」に応用できることに気づかれるでしょう。ここで気泡緩衝材(プチプチ)の出番です。丸めて袋に入れておけば、袋を膨らんだ形に保つのに使えますし、広げて顔の前でひらひらさせることによって、「※プライバシー保護のため音声を変えております」につきもののモザイク映像も再現できるのです。
似たような遊びである「エアギター」は、世界各地で競技会が開かれるほど隆盛を極めていますので、この「エアヘリウム」についても今後愛好者人口が増えることを期待しています。
おまけ
ここまで書いてきて、商標が取れるか微妙になってきました(笑)。
Buono!
http://gamerame.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_180b.html
Tafume
http://d.hatena.ne.jp/LightTuna/20091126/p2
2013/02/01
今後の活動は、日本エアヘリウム普及協会(JAHA)ならびに、日本ビジネス腹話術研修協会(JABV) に移管することになりました。
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