入院中のネット接続環境は携帯電話持ち込み規定の準用で
入院したときに、病室でのインターネット接続環境を確保したいという方も多いと思います。
4年くらい前、情報誌 : 隔月刊誌 看護部長通信の「再考!病院の禁止規定」という連載特集の1つとして、下記のようなものを書きました。
再考!病院の禁止規定 携帯電話,喫煙…エビデンスに基づいた院内規定の作り方 第1回 医療機関での携帯電話規制を緩和するには
現在わたしの職場では、他の患者の迷惑になりさえしなければ、一般病棟でしたら携帯電話のメール機能は利用できるようになっていると思います。パソコンの持ち込みもときどき尋ねられますが、「他の迷惑にならなければ可では」と助言しています。
2年前に現在の病院情報システムを更新したときには、全病棟に公衆無線LANのインフラをつけました。しかし、その具体的運用規則などを決めあぐねているうちに、スマートフォンが普及し、Willcom、Emobileはじめ各社のPHS、携帯電話ベースのネット接続環境が使えるようになりました。そのため、病院での入院患者のネット接続環境は病院側で考慮する必要はなく、携帯電話の利用許可と一体化して考えればすむようになったと考えています。
今後は、使わなくなった公衆用無線LANを、職員のコミュニケーション・インフラに転用したいところです。
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