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2010/06/23

がんばれIT戦略本部(3)ついに2020年が視野に

IT戦略本部が発表した新たな工程表には2020年度の文字が登場してきました。逃げ水の逃げ足がずいぶんと大股になった感じです。

リンク: 新たな情報通信技術戦略 工程表(PDF).

どうやら日本の公的PHRは「どこでもMY病院」というみたいです。どこでもカルテとか、ユビキタスカルテとか、他の候補をいろいろ考えてしまうのですが、たぶん商標とかを先取されていたのではと推測します。

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2010/06/04

I know nobody is perfect. 打者28人での完全試合

この一言のおかげで、記録よりも記憶に残る「完全試合」になったと思います。

今年、メジャーリーグでは既に完全試合が2度達成され、既に史上初の新記録。

デトロイト・タイガースのピッチャーが9回ツーアウトまで完全試合
アウトと思われた内野ゴロがセーフの判定で完全試合を逃す
当の審判は試合後にピッチャーに謝罪
ピッチャーは「誰もパーフェクトな人間はいない」
コミッショナー「人的要素も含めて『野球』」
ゼネラルモータースがスポーツマンシップを称えコルベットを贈呈
監督は翌日の試合でメンバー表交換をくだんの投手に任せ、ファンの前で和解を演出

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2010/06/03

医療機関IT化の範囲は「電気を使うものすべて」

7月のモダホスの準備の前に、この週末に2つの締め切りをこなさなければならないのですが、今年のお正月に作った文書を先日の職場の会議に出したら受けが良かったので、ここにも書いてみます。

 私が着任した頃のITの範囲は、「病院の診療に直結したパソコンを使うすべての業務」でした。外部向けのホームページや職員の電子メールはおまけのような扱いでした。その後だんだんITの範囲を広げてきましたが、私が今後想定するITの範囲とは、極論すれば「電気を使うものすべて」です。当面は「コンピュータを使うすべての業務と電話」ですが、いずれ照明・空調・電気設備・ドアの電子錠といったものもITの範囲に入ってくると思います。
 例えば、センターの職員出入り口のカードリーダは現在IT部門の担当範囲ではありませんが、IT部門できちんと管理するようになれば、カードリーダからの入退館情報をタイムカードのかわりに職員勤務管理に活用することができるようになります。
 このように、建物や敷地内隅々の情報をIT部門で統括できるようにすることが、今後の経営の鍵だと考えます。

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2010/06/02

テープ起こしの言い換え語をつくろう

久しぶりにネタを見つけました。世の中、会議などの録音はとっくにICレコーダの時代となっています。でも、その音声を聞きながら文字にしていく作業を「テープ起こし」というのは変ですよね。今回は新時代にふさわしい「○○起こし」を考えようと思います。

リンク: ICレコーダ テープ起こし - Google 検索.

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2010/06/01

電子処方せんも当面電子カルテの開示で対応するのが現実的

 高松の医療情報学会に半分だけ参加して、私の後釜で活躍中の先生の隣に座って「病院と調剤薬局とを双方向に連携する電子処方せんネットワークシステムの開発」という発表を聞きました。その後の討論も含めて、技術動向や課題がよくわかったのですが、隣に「あじさいネット」の仕掛け人がいたこともあり、処方せんの電子化が固まるまでは、結局「あじさいネット型」で医療機関と薬局の情報交換をした方が話が早いねということに気づきました。

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