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2010/06/02

テープ起こしの言い換え語をつくろう

久しぶりにネタを見つけました。世の中、会議などの録音はとっくにICレコーダの時代となっています。でも、その音声を聞きながら文字にしていく作業を「テープ起こし」というのは変ですよね。今回は新時代にふさわしい「○○起こし」を考えようと思います。

リンク: ICレコーダ テープ起こし - Google 検索.

 さて、もともとテープ起こしというのは、カセットテープなどの磁気テープ録音から文字に直すということですから、その呼び方を継承して記録メディアの名前を使うと、

メモリ起こし、フラッシュメモリ起こし
というのが考えられます。でもこれを耳にしてもイメージが浮かびませんね。なんだか調子の悪くなったメモリチップに高電圧でもかけて目覚めさせている感じがします。テープ起こし「テープのリライトKouBou」音声おこし、IC起こしもお任せ!.というサイトには以下の記述が。なかなか見事なSEOです。

テープ起こし(テープおこし)・音声起こし・ICレコーダー起こしサービス

ほかにいろんな方の意見も総合しますと、
音声起こし・ICレコーダー起こし、IC起こし、文字起こし、ビット起こし
というのがありました。やはりTwitterは役に立ちますね(笑)。

で、恒例の「毎度すぐ結論」ですが、やはりわかりやすいところで「録音起こし」を推奨することにしました。もっともGoogleによると、"テープ起こし"は423,000件、"録音起こし"は11,000件と大きな開きがあります。はっきり言って自信がありません。

まぁ、CDしかないのにレコード屋さんと言いますし、先日の米国マイクロソフトの取材クルーも「The interview will be taped.」なんて言っていましたが、たぶん録画はテープでなくシリコンか磁気ディスクになされたと思います。だから、当面テープ起こしという言葉はすたれないと思いますが、いつか廃れたときの代替語として、「録音起こし」を広めましょう。

うーん、これだけ書くと無性にピーナッツおこしが食べたくなりました。。。。

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コメント

そういえばそうですね。
昨今、いろんな会議や講演なんかで、手話通訳だけじゃなく、文字通訳(何て言ったっけ、ボケててど忘れ)?とかみたいなのって、ありますよね。アレ、後でテキストに落とす事、できるんだし、同じ次元で考えても良いのかもしれません。
(ホントは手話や言葉の通訳は、その時限りのものにすべきっていうルールもあるそうですけど。。。テキストデータなら、ちょっと扱いは別かも)それから、テレビなんかの、別枠の字幕とかも。
どれも、始めの形は音声や画像で、最後の形はテキスト。目的と方法は違いますけど。

投稿: すずめ | 2010/06/03 01:36

ありがとうございます。手話通訳と要約筆記……かな?
 テレビの字幕で最近気になっているのは、画面のおねいさんは「すごいおいしい」って言っているのに、字幕は「すごくおいしい」となっている場合があることです。私はこの修正が気に入っていたのですが、最近「すごいおいしい」も正しい日本語の許容範囲として受け入れられてきたのか、そのままで字幕になっていることもありますね。

投稿: ynb | 2010/06/03 08:48

あ、そうそう、そうでした。要約筆記。仲間にこういう系を研究してるひとが何人かいるんですが。。。まだまだ、スタンダードができていないみたいです。それと。。。テレビとかのクローズドキャプション。コレも、いろんな意味で、これから作られつつあるんだろうなって、思います。
>「すごいおいしい」
こういうのも、局ごとに、基準、作ってるんでしょうけど。
テクニカルの部分では、NHKさんの独壇場なので、将来、彼らが勝手に決めていくのかなあ。。。

>録音おこし

っていう意味で、そこまで視野に入れると、(っていうか、これからはそういう時代)ソースは「録音」だけじゃないかもだし、もっと広い意味で使われるべき、重要な言葉かも?

すずめ的には...シンプルに「テキスト化」かなあ。(ってイロイロ書いた割に、単純すぎですけど)

投稿: すずめ | 2010/06/06 00:57

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