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2010/11/01

無発声携帯電話の考察-Twitterでひとりブレインストーミング

昨日、子どものためにある学校の説明会に行きました。その行き帰りの電車の中で、いろいろと面白い発見がありました。Twitterではたいていくだらないことばかり書いているのですが、今回は久しぶりにTwitterならではの効用を発見したので報告します。

まずは当日のつぶやきを貼り付けます。

2010年10月31日(日)

副都心線は、最後尾に乗ったつもりが先頭車両。これで2度目。地下でも方角を意識できればよいのに。地磁気を増幅して人間に感じさせる装置というのはまだ無いように思う。
posted at 13:02:11

それでもってエネミーゼロのピコピコ音を思い出す自分が情けない。これもゲーム脳というのか。発想が貧困。
posted at 13:13:19

こおゆう場合は周りの急ぎ足につられないことが肝要。付和雷同。
posted at 13:19:02

閉会の前なのに気の早い親が席を立つ。そして大半がそれにつられる。閉会宣言時にはほとんどが通路に。悲しいね日本人は。
posted at 14:42:19

エネミーゼロに関連して、考えてみると音声の利用はまだまだ発展の余地がある。オーディオブックというかポッドキャストの調査が必要だ。理想的には、こちらは念じるだけでコールセンターと会話ができ、質問に答えてもらったり、好きなオーディオブックを聞いたりできるサービスが欲しい。
posted at 15:03:38

結局は、念じるだけで相手と通話できる無発声携帯電話となる。電車の中で音楽でも聴いているのかと思ったら、いきなり笑い出す人が増えたりして厄介だろうな。あぁあ、そんなことを打ち込みつつ歩いていたら、人につられて別の出口に行ってしまい急行を逃した。自分も悲しい。
posted at 15:09:09

「歩きながらやってる人居ないだろ」という声にドキッとして顔を上げると、対向するエスカレーターで、子供がニンテンドーDSを操作しながら登っていく。すみませんお父さん。歩きながら文字を打っている変なおじさんが近くに居ます……。
posted at 15:18:56

無発声携帯電話はあながち夢物語でないだけに恐ろしい。電車に友達3人で座っていて、音楽聴きながら寝ているのかと思ったら、そのうち2人がもう1人の陰口とか。3者通話やキャッチホンも。きっと精神に異常を来す人が増える。それでも人類はこういう悪魔の機械を実用化してしまうのだろうか。
posted at 15:26:27

こうして考えてくると、無発声デバイス同士の通話は規制すべきだ。しかしALS患者などには画期的なデバイスではあるわけで。ニューメディアにまつわる法的、倫理的問題の研究は今後ますます重要性を増すだろう、などと書いていたらまた別の出口だ。駅についたら入力をやめようというのが今日の教訓。
posted at 15:38:33

パソコンに関する原稿を書こうと思ってスマホを持ってきたのに、全然違う方向のことばかり。これじゃ出版社にも送れないし、おまけにするにはネタが高級すぎる。
posted at 15:47:20

電車も座れればけっこう字数が書けることもわかった。
posted at 15:48:39

さて、今回発見したTwitterの効用は、ひとりブレインストーミングができるということです。もちろんレスポンスがくれば一人ブレストではなくなります。
 普段でも電車の中でこの程度の空想を巡らせているとは思うのですが、それを(人も読む可能性があるので)140文字にまとめてネットに上げる、それを読んでまた考える、という作業をリアルタイムで繰り返していくと、思いのほか思考がまとまって、新発想が生まれやすいということがわかりました。

おまけ

無発声携帯電話という用語と概念は私の発明だということにしておきます。今度こそ機種依存文字に続く2匹目のどぜうとなるか?

今後、この問題は下記にお問い合わせください。
JAMRO 日本無発声携帯電話倫理審査機構

リンク: 無発声携帯電話 - Google 検索.

続報 Audible News Ticker : 無発声携帯電話のその後

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