140文字ぴったり宣言‥ツイッターは140文字きっかりで書こう
普通は年の初めにやればよさそうなものですが、思い立ったが吉日、今月から始めることにしました。何を始めるかというと、ツイッターでものをつぶやくときに、ぴったり140文字に合わせようという活動です。「140文字以内」でなく、「ジャスト140文字」というのがミソです。
以前から、「1600字程度で」何かを書けといわれたときに、1600文字ぴったりにして送るということをときどきやっており、それが自分に課した密かな楽しみでした。雑誌の連載原稿などでも、リズムを重視した句読点の配置、レイアウトの見栄えを意識した文章の変更など、割に「こだわりの校正」、「こだわりの推敲」をやってきました。
そんななかでTwitterを覚えて、夜道での道中づけなどいろいろな可能性に気づかせられてきたわけですが、この枠の中で、もう少し厳しい制限を自分に課してみるのも面白いかなと思っていたところ、ある雑誌で、谷川俊太郎さんの「身ぐるみの言葉」という表現を読みました。一文字入魂の推敲です。日常的にそれをやって、自分の文章力を鍛えることにしたのです。
俳句でも短歌でも、17文字や31文字の制限ぴったりに収めてこそ美しいと思います。Twitterが日本語に適しているといわれるのも、日本語なら140文字でかなりのことを盛り込めるからだと考えています。これから、ツイターでつぶやくときには140文字ぴったりで書こうと思っています。みなさんもいかがですか。
リンク: 「生き残るための」文章の書き方(9)twitter140字で鍛える、起承転結メソッド - 高瀬文人の「精密な空論」.
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