クラウド+4Gの時代になると無線LANは衰退するのでは
今夜帰宅してから、ちょっとばかりクラウド環境で仕事を片付けた後、ふと次のことに考えが至りました。
「クラウドの時代になると、WiFiは必要性が薄れ、廃れるのでは」ということです。
日ごろWiMAXを使っていると、すでに公衆無線LANの必要性を感じなくなってきました。速度の点での無線LANの優位性は薄れてきたように思います。さらにこれからはもっと高速なLTEや4Gの時代がやってきます。
職場で無線LANを使うのは、職場内のサーバにアクセスするためです。しかし、仮に社内にサーバがなくなりクラウドが基本になれば、無線の通信先も社外になります。現在は3G回線が低速なので仕事にならないだけなのです。それがLTEや4Gのように高速になると、社内に無線LANが要らなくなるのです。同じ理屈で有線LANも不要という感じがしますが、高速通信と内線通話のために当面残るのではと思います。
すると、構内PHSも、無線LANVoIPも不要になり、WiMAXやLTEを基盤としたスマートフォンやノートパソコンで、LANにつなぐことなく仕事が完結するような時代がやってくることになります。
私の職場は今までほとんど無線LANなしでやってきたのですが、数年後に職場のシステム更新を控えています。果たしてその時、建物じゅうに無線LANを張り巡らせる必要が本当にあるのか、疑ってみる必要が出てきました。
13年前に建てた自宅の設計時には、家の中の数か所に情報コンセントをつけて悦に入っていたのですが、ほどなく無線LANが普及して意味がなくなりました。これからは無線LANなしの家庭が増えていくのかもしれませんね。そして、その先にはLANという概念自体もなくなっていくのかもしれません。。。
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