« 新IT時代への提言2011 ソーシャル社会が日本を変える | トップページ | 医局のフリーアドレス化で、診察室や手術室を増床しよう »

2011/02/03

Salesforce.comとMicrosoft Dynamics CRM Onlineを個人で比較

マイクロソフトでHIS(3)医療機関でCRMパッケージは使えるかの続報です。

1999年頃から、私はひとりグループウェアというのをやっていました。自分でサーバを3台構築して、Microsoft Exchange Server 5.5と、Novell GroupWise 6.5と、Lotus Notes Domino 6と、Cybozu Office 4をインストールして使っていました。メインはGroupWiseでしたが、Exchangeやサイボウズもそこそこ使いました。それでずいぶんいろんな事を学びました。

で、2011年、ひとりCRMというのを始めました。日々やってくるいろんな問い合わせや依頼の管理を、CRMシステムでやろうというのです。クラウド全盛で便利な時代になったものです。月額1万円台で本格的なシステムが2つも並行で使えてしまうのですから。ひとりグループウェアの時には、ハードの一部やソフトの一部だけでしたが、自分で何十万円も負担したのは間違いありません。

以下、使ってみた感想を書きたいと思います。よく健康食品の広告の片隅にありますが、以下は全く個人の感想で、他の人に同様な効果や現象が再現するとはとうてい思えませんので、割り引いてお読みください(笑)。また、ご存じとは思いますが、私は民間企業の営業やカスタマサポート担当というわけではなく、お固い病院のCYOですので、自ずと扱う案件が普通ではありません。下書きの段階から公開しますので、文章が甚だいい加減ですがご容赦ください。

-----

Salesforceはとにかくシステムのレスポンスが速い。
GUIはシンプル。有料アプリとしては物足りないくらい。最初は迷うが、慣れてくるとダブルクリックなど便利なショートカットがあることに気づく。Outlook連携もあるようなので、これから試してみよう。

Dynamics CRMは、まずはOutlookと連携するのが美しいし、画面もきれい。機能が豊富な割に、Salesforceより安価なようだ。ただ、レスポンスは良くない。
 しかし、届いたメールからサポート案件を作るのがうまく行かない。メールに対して、Outlook上で新規のサポート案件を作り、新規の取引先企業と新規の取引先担当者を作成しようとすると、やっている途中でOutlook 2010がフリーズしてしまうこともたびたび。
 メールをそのままにして、OutlookのペインをCRMに移動し、サポート案件を一通り作って新規の取引先企業と新規の取引先担当者を作成し、そのうえでメールと結びつけると、うまく行くようだ。
Q Webブラウザで見ると、ケースの登録時間がGMTになっている? → A ファイルタブでタイムゾーンを設定できると教えてもらいました(11/02/05)

 そんな感じで、受信メールを元にDynamicsで案件を作る途中に電話が入ったりすると、その用件をSalesforceにちょいちょいと登録した後、Dynamicsに戻るという感じで使っている。ケースはどんどん溜まるが、なかなか減らない。。。

-----

リンク: クラウド型 CRM|Microsoft Dynamics CRM.

リンク: CRM (顧客管理) セールスフォース・ドットコム - salesforce.com 日本.

| |

« 新IT時代への提言2011 ソーシャル社会が日本を変える | トップページ | 医局のフリーアドレス化で、診察室や手術室を増床しよう »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Salesforce.comとMicrosoft Dynamics CRM Onlineを個人で比較:

« 新IT時代への提言2011 ソーシャル社会が日本を変える | トップページ | 医局のフリーアドレス化で、診察室や手術室を増床しよう »