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2012/12/04

携帯電話番号から医療用IDをつくる。国民IDも可?

医療用のMVNOをつくろうの追記です。こんなサービスも考えられるかなと思いました。あまり深く考えずに書いていますので、細かいところまで考えればいろいろ問題はあるかもしれませんが、工夫で解決できるかもしれないし、検討の余地はあるのではと思います。

まず、携帯電話番号と生年月日を組み合わせることで、ユニークな(つまり別人に同じ番号が割り振られない)ID番号とする仕組みを作ります。また、赤ちゃんなど電話を契約しない人にも(家族の誰かが契約していれば)携帯電話会社が無料で番号を割り振るサービスを始めます。

 患者は、携帯電話会社で月額300円くらいの医療情報共有オプションを契約します。そのうえで、訪れた医療機関や薬局で情報共有キーとして携帯電話を登録するとともに、医療情報の共有への同意をします。こうすることで、医療機関や薬局などは、このID番号を元にして情報共有します。このID番号が有効かどうか、情報共有の際に必ず携帯電話会社が認証するようにします。

 情報共有をやめて欲しい場合は、個々の医療機関に個別に登録解除を要請することも出来ますが、簡単なのは携帯電話のお店で情報共有オプションを外してもらえば、以後は情報共有を止めることもできます。また別の電話番号に変えて新たに共有を始めることも患者の側で自由にできます。


やはり共通IDは、民間主導のデファクトで良いと思います。携帯電話番号だって、国が配っているわけではないけれど、たくさんの人が持っています。望めば捨てられるし。

リンク: 「国民ID制度」に民間IDの活用を(野村総合研究所 金融ITフォーカス)

2012/12/14追記 赤ちゃんなど携帯電話を持たない人に無理に電話番号を割り振らなくても、親など家族の携帯電話番号に、赤ちゃんの誕生日を結びつけてIDとする手法もあるかもしれないと思いました。そうしたほうが、医療機関などから登録番号に実際に電話をかけてもつながるので。

2013/03/08追記 ふたご、三つ子‥対策としてもう一ケタ追加するのもよいでしょう。

続報 電力小売り自由化を契機に、PHRも電力業者が実質無償で提供すべき

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