トルコライスの許容範囲とは?
(長崎弁でいうところの)汽車まで時間があまりなかったので、長崎駅前のロイヤルホストでトルコライスを注文した。
ディスプレイでエビフライが乗っていることは認識していたが、出てきたものを見てビックリ。私の偏見かもしれないが、正しいトルコライスとは、ナポリタン(またはイタリアン)スパゲティ、とんかつ、炒飯の組合せのはずだ。
それに対して目の前にあるのは、ミートソーススパゲティ、ハンバーグの目玉焼き乗せ+エビフライ、チキンライスである。
かつて長崎大学病院の地下食堂が炒飯をカレー味で構成しており、これをトルコライスと呼んでよいのか悩みつつも、おいしいので自分の中のトルコライスの定義を広げることにした私であるが、こればかりは認めがたい。目の前の大皿はひとつもトルコライスの要件を満たしていないばかりか、よく考えるとこれは、旗の立っていないお子さまランチであることに気づいた。
東洋のナポリと称される観光地長崎の玄関口にあるレストランで、このような代物をトルコライスと称して供しているとは、多くの長崎人にとって大問題であろう。あの店でどこに出しても恥ずかしくないトルコライスが供される日がやって来るまで、微力ながら私もできうる限りの手を打ってみようと思う。VファーレンのJ1昇格とどちらが早いか競争だ。
…などと憤慨しつつも、その旗なしお子さまランチを完食して特急かもめの車上の人となったのである。
ところで私の定義、間違っていませんよね?
2013/01/18 追記 こういう問題を解決するため、このような団体があるようですので、興味がある方はあちらのドアを叩いてみてください。
JCTRA 国際トルコライス認証機構 日本支部
JCTRAというのは、Joint Commission for Toruko Rice Accreditationの略みたいです。
2017/02/12追記 JCTRAの正式名称が、日本・トルコの友好に配慮して、Joint Commission for Turkish Rice AccreditationからJoint Commission for Toruko Rice Accreditationに変更になってましたので訂正します。
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