なんでもBring Your Own(3) Adobe Crealtive Cloudは資格と同じ、就活に有利では
なんでもBring your Ownの派生で思いついたのですが、Bring Your Own Software Licenseの概念は、掘り下げて考えるとけっこう面白いことが解りました。
たとえば、Adobe Creative Suiteというソフトウェアは、Master Collectionという「全部入り」版は35~40万円もしたもので、普通の個人ではとても手が出せませんでした。今はAdobe Creative Cloudとなって、月額5000円で利用できます。ちなみに私はキャンペーン適用で現在は月額3000円払っています。
BYOD(Bring Your Own Device)では、企業と個人の両社に利便をもたらすべく工夫されているところですが、個人保有のソフトウェアライセンスを企業に持ち込んで活かすことも考える余地があるのではないでしょうか。個人でAdobe Creative Cloudを契約している人というのは、当然のことながらそのソフトを使いこなせる人です。個人でお金を払っているわけですからね。
よく求人広告などで、「Illustrator Dreamweaver経験者」というのを見かけますが、「経験」というのは客観的に測定しにくいものです。これを「Adobe Creative Cloud契約1年以上」とすれば、よりスキルの証明が明確になるでしょう。入社後に実際のスキルが確認できれば、ライセンス料を手当てとして還元することもできると思います。
Adobeなどソフトウェアベンダー側も、航空会社の生涯マイレージのように、通算のライセンス契約期間を簡単に提示できるしくみを用意して欲しいものです。
就職活動の新しい武器、Bring Your Own Software License。クリエイティブ企業の皆さま、採用してみませんか。
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