なぜ携帯電話はコンビニでレンタルできないのか
ユニファイド・コミュニケーションの説明資料を作っていて、「端末でなく、人に着信する」という文章を書いていました。そこでふと思いついた疑問が、「なぜ携帯電話はコンビニエンスストアでレンタルできないのか」ということです。
従来提唱してきた「ユビキタス・レンタデバイス」では、コンビニなどで端末を貸し出すことを想定しています。SIMフリー時代の現在では、借りた端末であっても、自分の端末からSIMを移せばとりあえず自分の電話番号で使えるはずですよね。
近い将来、コンビニで借りた携帯電話であっても、手にした瞬間に(腕時計やメガネや身分証と通信して)自分の電話になる時代がくると思われます。
携帯電話をコンビニでレンタルできない理由はないように思えるのですが、私が重要な何かを忘れているのでしょうか?
| 固定リンク | 0
コメント
後輩からこのブログのURLが送られて、J-SUMMITSのメーリングリストで先生の名前を拝見し、思わず書き込まさせていただきました。
昔はプリペイド式の携帯電話をコンビニで取り扱っていたのですが、コンビニでは個人の証明書(免許証等)の確認が甘く、オレオレ詐欺の電話に使われることが多かったため自粛していると聞いたことがあります。
コンビニで携帯電話の購入をして、その後ショップに行って携帯電話をもらうというサービスの開始も検討しているそうなのですが、それはいまだに開始されていないそうです。
ローソンでOCNのSIMカードの販売も始まったようなので(購入した後、ネットで個人情報を登録して、その1週間後くらいにSIMカードが届くみたいです)また大々的に販売しだすのではないかとは思います。
駄文で失礼しました。
投稿: Yoshida Hidenori | 2015/05/19 19:42
コメントありがとうございます。今は各社ともSIM周りで知恵を絞っているでしょうから、借りた端末に手持ちのSIMだけ差し替えるというのは、案外近い将来実用になるかも知れないと思いました。
投稿: ynb | 2015/06/07 22:08