NHK「ドクターG」はフィクションなのか?患者のプライバシーは大丈夫か?
NHKのWebサイトによると、
実際にあった症例をもとに再構成したビデオで出題と書いてありますが、「この患者を助けた先生にご登場いただきましょう」と紹介されたりしています。その医師が沖縄の病院に勤務しており、ビデオの患者の名字も沖縄に多い名字だったりすると、「この症例は沖縄に実在しているのでは」と思ってしまいます。
SNS時代の今どき、「ちょっとまえにうちの同級生のコが具合悪くなったんだど、先週のドクターGにでてきたww」などということが起きそうな気もして心配です。
最近職場の個人情報保護ボリシーの説明をした掲示が改訂になったのですが、まだ「病歴を再構成してテレビ番組の題材にすることがあります」という項目はありません。出演医師の施設ではどうなっているか、テレビ化にあたっての同意プロセスなども知りたいところです。
今年度前半のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」も、「暮しの手帖」をモチーフにしつつも「この物語はフィクションです」と表示されていました。ドクターGは現実とどの程度離れているのでしょうか。
「沖縄の医師が登場しているけど、実際の症例は北海道で別の医師が経験したもの」という程度だと良いですが。
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