5G時代にはUaaS (Your device as a Service )が来る!
副題:なんでもaaS(5)
私は2013年にユビキタス・レンタデバイス Ubiquitous Rent a Device という概念を提唱したのですが、最近流行の5Gに合わせて、新しい言葉を考えることにしました。
指している概念は以下で変わりません。
「端末を持ち歩くのではなく、いたるところにある端末をオンデマンドで借り、5G経由で瞬時に中身をrestoreすることで、直ちに自分専用端末として使うこと」
さきごろお上が「5G アイデアコンテスト」を開催してたので、Ubiquitous Device Sharing という名称で応募しかけてたのですが、肝心な日に熱を出してしまい応募断念(笑)。概要を書きます。
ターゲットユーザー: 現在携帯電話やタブレット端末・パソコンを使用するすべての人
実装する空間やエリア: 電波のカバー範囲。おおよそコンビニエンスストアがある範囲。
ユースケースA:端末の破損・紛失時に即時復旧 旅行中に携帯電話を紛失したり、水没させてしまっても大丈夫。コンビニで新しい端末を借り、数秒でクラウドから自分の環境をダウンロードして復旧完了。
ユースケースB:移動中と出張先は別端末で仕事 出張中の新幹線車内ではレンタルした高性能端末で作業継続。出張先の駅でパソコンを返却し、プレゼン用のタブレットをレンタルして客先へ。
ユースケースC:認証は腕時計やメガネと通信 身に着けた腕時計やメガネをキーとしてPAN(personal area network)経由で個人を認証し、自分のデータをダウンロード。
今回、内容はともかく「なんでもaaS」時代に合わせてaaSのつく名前を考えることにしました。
まず考えたのは、
Device as a Service
ですが、HPがパソコン向けに提供するサービスが既出なのと、DaaSといえばdesktop as a serviceなども良く聞きます。
以下、同様にざんねんな例を列挙します。
Smartphone as a service (SaaS)
Phone as a Service (PaaS)
Mobile as a Service (MaaS)
こうしていろいろ試すうち、気づいたのは、UaaSにはこれというものがないことです。そこで、Ubiquitous as a service を考えましたが、名詞でないなど無理な点が多い……。
そこに閃いたのが、Your device as a Serviceです。
これを、Ur Device as a Serviceと略せば、みごとUaaSになります。発音も"yours"に近いし、これで決まりでしょう。
5Gの時代にはUaaS (Ur device as a Service)がやって来るはずです。
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