オンライン学術集会のジレンマ(2)利点と注意点など比較してみた
これまた書きかけですが、「裏録、W録、タイムマシン」のシリーズ3回目を、先行公開します。
参考過去記事
裏録、W録、タイムマシン (PDF) ジャミックジャーナル 2005/5
学術集会のオンライン開催で顕在化する参加費のジレンマ 2020/4
なんでもaaS(3)学会運営の融解。サイバーアメーバ学会 2011/3
ついに実践エクストリーム・シンポジウム 2011/6
オンライン学会では
チャットで討論ができる。(やや不謹慎ですが)発表中から討論できるし、的外れで話の長い質問者に時間を取られることはない。ただ「ニューメディアいつもでない1日」問題に要注意。管理者がブロックする必要がある。
会場キャパシティの選択ミスがなくなる。
聴衆の人気度がわかる。
並行してtwitterやYouTubeなどで公開できる。
リアルとオンラインのハイブリッド開催すると
多くの人はオンラインを選ぶのでは。
現地に来る人が激減。来場者が予測困難となり、ハイブリッド開催じたいが困難となる。
オンラインなしのリアル開催を参加者が受け入れるか?
一度オンライン学術集会を経験すると、次回以降もそれを希望するのでは。オンライン集会の参加者アンケートに注目。
その他
※学会の金づるともいえる、資格更新のための参加が簡単に
結論
リアルとオンラインの両立は困難。リアル開催は原則懇親会と企業展示のみとして、学術プログラムはオンラインで行い、現地に来てはいても、ホテルの自室からアクセスするという形態あたりが最も求められるのでは。
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