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2021/11/20

なんでもSIMフリー(3) ガス漏れ警報器をPHRのプラットフォームの中核に

5年くらい前、「PHRの利用料は電気料金に上乗せすると良い」という記事を書きました。

電力小売り自由化を契機に、PHRも電力業者が実質無償で提供すべき

最近、電気よりガスの方が望ましいということに気づいたので発表します。

最近、自宅のガス漏れ警報機を交換しました。同じ頃、家族が住む賃貸部屋のガス代の明細を見ていると、ガス漏れ警報機のレンタル料金が載っていました。けっこう安くない金額です。

電気料金に再エネ賦課金が上乗せされているのと同様、(多くは法的義務のない)ガス漏れ警報器にも皆さんお金を払っているわけです。

ガス漏れ警報機は、多くは天井や床近くにあり、電源もあり、一部は通信機能もあります。住宅にも原則そのための設置場所があります。これにSIM等と各種センサーや、必要に応じてカメラを内蔵すれば、そこに住む人の状況把握もできるし、IoTデバイスとも安定的に通信できるでしょう。WiFiルーター機能もつけて良さそうに思います。

現状と同じか100円高くらいのレンタル料で、PHR対応機能のついたガス漏れ警報器をガス事業者からレンタルしてもらえば、利用料をガス料金に含めて徴収できます。ガス事業者はPHR業者などからお金を徴収できるでしょう。

(とりあえず一気に書いた初稿はここまで)

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2021/11/19

携帯電話の着信音のように、選べるEVの走行音にもニーズと市場がある

私がかつてスバルのアルシオーネSVXという車に乗っていた頃、知人から「やっぱりフラット6のエンジン音はいいね」と言われたことがあります。私自身はその音の良さがよくわからず実感したことはなかったのですが。

 水平対向6気筒エンジン搭載の代名詞といえばポルシェなんでしょうけど、スバルのSVXも3.3Lのエンジンを積んでいました。

 それから30年近く経ち、家の近くを走るテスラの人工音に「こんな音がするの?」と驚いた後もなかなか耳が慣れません。

 そこで着想したのが、EVやFCVなどエンジンのない車には、携帯電話の着信音のように、「選べる走行音」の需要や市場があるということなんです。

EVシフトが起こるとエンジン音のしない車ばかりになり、モーター音や人工音がその代わりを担います。でも、特に人工音には好き嫌いがあると思います。ここにブルーオーシャンのビジネスチャンスがあると思いませんか?

今エンジン車があるうちに、その音を録音しておいて、EV向けに売るのです。アクセルを踏み込めば、音だけはポルシェだろうがフェラーリだろうがスバルだろうがお好み次第。ディーゼルの音を好む人だっているかも。同じポルシェのフラット6でも、ターボのあるなし、MT版とAT版などさまざまなバリエーションが考えられます。

アクセルの踏み込みや速度によって音程や音質を制御するシステムの開発は必要になりますから、音だけでなくそちらの制御部分も開発の余地があります。

あー、また起業せずにブログに書いてしまった、と思ったら、先人がいました。事業化するなら今でしょ。

【EVの「ヒューン」、どう思う?】EVに欠けた魅力 エンジン音の再現を

こちらも自由に選べるところまでは届いていないか。

V8 exhaust sound for electric vehicle | Sound Booster Pro

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2021/11/17

DXのXとは「変身」である

いままで、DX (Digital Transformation)のうまい日本語意訳として、岡田悠偉人先生の「文化の更新」動画はこちら)を使ってきたのですが、人の受け売りでは若干情けないなぁと内心思っていました。

最近ようやく、シンプルで腑に落ちる表現に到達したので、紹介します。

ひとことで言えば、

DXとは「デジタル技術による変身」

です。これがもっともシンプル。X(transform)の和訳は素直に「変身」で良いのです。

ただこれだとデジタルの解釈が曖昧なのが気になります。デジタルを使わない表現も今後考えたいと思います。

岡田悠偉人先生が講演で用いておられた攻殻機動隊のたとえが大好きなのですが、私は仮面ライダー(本郷猛)の世代なので、自信を持って「変身」を勧めたいなと思っています。

 

(毎度のことながら書きかけ公開、そのうち追記、です)

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