2023/07/14

子どもの頃の夢は形を変え

(いつもと文体違いますがご容赦ください)

子どもだったスーパーカーブームのころ、マセラティにクワトロポルテというモデルがあることを知って憧れた。けれど結局写真を見ることもなく大人になった。最近ではその最新モデルが街を走っている姿も見かけるので、羨ましいなと思わないでもない。今日も歩いて通りかかった家に停まっていた。

 ふと思ったこと。クルマの面ではまだマセラティを運転するには至ってないけど、パソコンの面ではROG Flow Z13を日々持ち歩き使い倒している。ゲームはしないけど動画編集の仕事が増えてるのでノートパソコンでは最高峰の性能を日々実感する。HUAWEIのスマートフォンも、ちと古いけど最新機種にしたいという気はまったく起きない。両者とも1つの到達点だと感じる。

 思えば、クルマはマセラティでなく今のマツダ(20年ぶり2台目)で充分だ。毎日使うわけでもないし。

 最近はリアルで講演機会が少ないので、ROG Flowに反応してくれる人がほぼいないのがちと残念。でも羨望や驚異のまなざしという点では、講演にXBOX 360を使ってた頃 にじゅうぶん楽しんだのでいいや(笑)。

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2022/09/14

あれからもうすぐ20年

先日Facebookに次の投稿をしました。


そうか、サブスクは倍速の母、なんだね。これを拡張して考えれば良いことに気づいた。支払を定額にすれば生産性を上げられる。でも質は下がる。情報は得られるけど情は満たされない。映画館でも応援上映に続いて倍速上映割が出てくるかも。業界団体は猛反発するよね。学び満載。

倍速消費という名の野望


この「サブスクは倍速の母」の件を考えるとき、いつも頭に浮かぶのが「今日の必ずトクする一言(tomoya.com)」の「本サイト休止について」の回であらためて語られた

”ヒトの時空間リソースの壁”

です。

 あれからもうすぐ20年ですが、時代を経れば経るほど、ますますこの壁を意識する場面が増えています。ついに「タイパ」が新聞1面を飾るまでに。あらためてリンクを発掘しシェアしたいと思います。

 このサイト、この休止のアナウンス後も風水別館として現在まで存続しておられます。いつかWebmasterにお目にかかりサイン(御朱印?)でも貰えればと思っています。

本サイト休止について

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2021/11/19

携帯電話の着信音のように、選べるEVの走行音にもニーズと市場がある

私がかつてスバルのアルシオーネSVXという車に乗っていた頃、知人から「やっぱりフラット6のエンジン音はいいね」と言われたことがあります。私自身はその音の良さがよくわからず実感したことはなかったのですが。

 水平対向6気筒エンジン搭載の代名詞といえばポルシェなんでしょうけど、スバルのSVXも3.3Lのエンジンを積んでいました。

 それから30年近く経ち、家の近くを走るテスラの人工音に「こんな音がするの?」と驚いた後もなかなか耳が慣れません。

 そこで着想したのが、EVやFCVなどエンジンのない車には、携帯電話の着信音のように、「選べる走行音」の需要や市場があるということなんです。

EVシフトが起こるとエンジン音のしない車ばかりになり、モーター音や人工音がその代わりを担います。でも、特に人工音には好き嫌いがあると思います。ここにブルーオーシャンのビジネスチャンスがあると思いませんか?

今エンジン車があるうちに、その音を録音しておいて、EV向けに売るのです。アクセルを踏み込めば、音だけはポルシェだろうがフェラーリだろうがスバルだろうがお好み次第。ディーゼルの音を好む人だっているかも。同じポルシェのフラット6でも、ターボのあるなし、MT版とAT版などさまざまなバリエーションが考えられます。

アクセルの踏み込みや速度によって音程や音質を制御するシステムの開発は必要になりますから、音だけでなくそちらの制御部分も開発の余地があります。

あー、また起業せずにブログに書いてしまった、と思ったら、先人がいました。事業化するなら今でしょ。

【EVの「ヒューン」、どう思う?】EVに欠けた魅力 エンジン音の再現を

こちらも自由に選べるところまでは届いていないか。

V8 exhaust sound for electric vehicle | Sound Booster Pro

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2021/06/12

ついに3Gケータイから卒業

雑誌の連載記事中で、最近の私の携帯端末状況を紹介したのですが、その後に変化があったのでこの場で報告します。

 今年2月の楽天モバイル新規契約につづき、来年3月のサービス停止近くまで継続しようと決めていた、auの3G契約をついに4Gに差し替えました。

ことの発端は、政府肝いりの携帯電話料金値下げに伴い、家族2名のプランを2000円台のpovoに変更したことです。

(追記ちゅう)

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2020/12/15

宝くじ売り場の非合理的な行列

むかし、無発声携帯電話の考察-Twitterでひとりブレインストーミングという記事を書いたことがあります。電車の中で書いたtwitter投稿が、その後のいろんな研究のきっかけになりました。

最近も、思いついたことを通勤電車の中で書き綴っていたら、twitterの文字数に収まらなかったので、お友達向けにFacebookに投稿してみました。それなりの気づきがあったので、公開します。

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鳥栖駅のかしわうどんは6番乗り場のあるホームがいちばん美味しいという都市伝説がある。人気があると、だしや麺の回転がよくなり、結果的に美味しくなるという解説もあって、これにはある程度頷ける。

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2020/10/19

ご近所の愛ふたたび(2)永久の儚さ

4月に、学術集会のオンライン開催で顕在化する参加費のジレンマという記事を書いたとき、副題に「ご近所の愛ふたたび(1)」と書いておきました。この「ふたたび」シリーズは、私がJAMIC JOURNALに2005年4月から1年間連載していた「ご近所の愛」というエッセイから、現代に通じるテーマの回を選んで(許諾も得たので) 公開していこうという企画です。

さて、最近ショックだったニュースが、UMINの電子メール機能縮小です。今はuminのメールアドレスを仕事用に使っているので、大変なショックです。どのアドレスを仕事用に回そうか、困っています。そこですぐに思い出したのが、2005年11月号の第6回「永久の儚さ(はかなさ)」です。

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2020/09/12

「ここから先は有料で」を読んでもらえるかどうか

(もう常態化していますが、これも書きかけのまま公開です。この一文が消えたらひとまずの完成を意味します)

最近、電子版を購読している新聞社は別として、ビジネスやテック関係でいくつかの有料サイトにお金を払っています。定期的にそのサイトを見に行くのを忘れないようにしなくちゃいけません。

それとは別に、twitterで私がフォローしている医学関係の人の中には、自分の文章へのリンクを載せている場合があります。それをクリックすると、note.comが開いて、ちょっとした前書きののちに「この続きをみるには、月額○○○○円」と表示されます。私は今まで、このパターンに対してお金を払ったことはありません。この(最近少なくなりましたが)「袋とじの本」みたいな個人有料サイトって、自分の文章を読んでもらおうとする人にとっては、逆効果ではないかと思うのです。

以前は、(その人の本は買わないまでも)おそらく自分に有益なことを書いている人なんだろうなと思っていました。でも、袋とじ有料サイトの先へ進む勇気は出ません。その先に、その人が設定した価格に見合う情報があるのか、確信が持てないからです。特に医学など自分もそれなりに知識がある分野については、お金を払って、既知の内容や大してためにならない中身を読まされることは堪え難いからです。

 やっぱり自分が詳しい分野かどうかという点も重要な要素かもしれません。私が最も長く続けている有料購読が、Jリーグ関係の個人メルマガです。解約しようという気持ちはほぼ起きないので、内容に満足していると言えるでしょう。

 自分の事を省みてみます。雑誌などの有料出版物に私の文章が載っていることがあります。でも私の文章だけを売っているのではなく、雑誌のたくさんの記事の一つが私の書いたもので、値段は出版社が決めています。私の文章が価格に見合わない物であっても、あきらめはつくと思うのです。

 最も高額な例がコレです。好評だったのか次の人に断わられたのかわかりませんが、12回連載の予定が18回になりました。これを読むにはおそらく最低でも年間46,000円かひと月4,900円払う必要があります。私も払ったことはありません。

 

現場から考える地に足の着いた医療IT

https://www.cbnews.jp/news/category/series_1008

 

私も過去に、自分が作った文章や講演資料なんかを少額有料販売しようとしたことがあります。でも早々にプラットフォーム企業がなくなってしまいました。いまならAmazonのKDPを使うこともできるのですが、やはり自分で自分の文章に値段をつけるのには、とっても勇気が要ります。

……そんなわけで、私はいちばんの画期的、荒唐無稽な思いつきやアイデアは、必ずtwitterやブログで無料公開することにしています。面白いと思った編集者の方は、別途執筆の仕事をいただけると嬉しいです(笑)。

 

2023/12/29 追記

「ここから先は有料で」のサイトにはお金を払わない……というポリシーを頑なに守ってきた私ですが、遂にこちらにお金を払うことにしました。パソコンのブラウザの起動時に開くタブのひとつには「portal.nifty.com」というアドレスを入れてあるのですが、あまり毎日読んでいなかった。これからは毎日読みます(笑)。まぁサガン鳥栖に向けたお金に比べると安いし、NIFTYには35年以上、ココログにも20年以上毎月払い続けているわけだし。

デイリーポータルZは2024年1月1日から運営会社が変わります :: デイリーポータルZ (dailyportalz.jp)

以上、ココログ開始20周年の年の終わりに。

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2020/08/22

いただきました。

(文体がいつもと異なりますが、とくべつ意味はありません)
もう10年以上ケイゾクさせていただいている、月刊新医療の連載。次号のネタが思い浮かばずこのところ困っていた。

 折しも、コロナ騒ぎのおかげで昔のテレビドラマの再放送がいくつか行なわれ、6月にこのドラマのファーストシーズンを初めて全話見ることができた。
SPEC(警視庁公安部…未詳…事件簿)

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2020/07/19

恥ずかしながら久々にノートパソコンで「やらかして」しまいました

1981年のMZ-80B以来、パソコン歴40年(!)近くの私ですので、ことパソコンについては、人並み以上の知識と経験があると自負しています。しかし、私が持っているうちで最新のパソコンについて、まともに動いていなかった部分を直すのに2年以上もかかってしまったので、恥ずかしながらその詳細を告白します。

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2020/06/10

オンライン学術集会のジレンマ(2)利点と注意点など比較してみた

これまた書きかけですが、「裏録、W録、タイムマシン」のシリーズ3回目を、先行公開します。

参考過去記事

裏録、W録、タイムマシン (PDF) ジャミックジャーナル  2005/5
学術集会のオンライン開催で顕在化する参加費のジレンマ  2020/4

なんでもaaS(3)学会運営の融解。サイバーアメーバ学会 2011/3
ついに実践エクストリーム・シンポジウム  2011/6

 

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